「阪急伊丹線」の版間の差分

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== 延伸計画 ==
1923年、[[阪神電気鉄道|阪神]]系列の[[宝塚尼崎電気鉄道]](尼宝電鉄)が尼崎 - 西大島 - 宝塚間の鉄道免許を取得した。当初のルートは阪急伊丹線から離れた[[武庫川]]沿いであったが、後に、伊丹市街地を通るルートに変更を申請した。これは伊丹線にかなり近いルートであり、阪急ではこれへの牽制として、伊丹線を延伸する形となる塚口 - 尼崎間3.8kmと伊丹 - 宝塚間7.2kmの軌道特許を翌1924年5月19日に取得した<ref>[{{NDLDC|974250/555}} 『鉄道省鉄道統計資料. 大正13年度』](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref><ref>広告の路線図に塚口-尼崎間、伊丹-宝塚間が未成線として表示されている[{{NDLDC|1077361/347}} 『日本全国諸会社役員録. 第36回(昭和3年)』](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>
 
しかし、尼宝電鉄の路線は着工はされたものの途中で中止され、道路([[兵庫県道42号尼崎宝塚線]])に転用された(現在阪神は同ルートを、[[阪神バス]]尼崎宝塚線(宝塚線)として運行中)。阪急の伊丹線延伸線は着工されることはなかった。軌道特許は廃止されることもなく存続されていたが、2005年2月23日に阪急が工事施行認可申請を取り下げ、軌道特許が失効した。