「りんご並木 (飯田市)」の版間の差分

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== 概要 ==
並木通りは全体で1km程度あり、そのうちりんご並木に当たるのは450mほどの部分。飯田市公民館横のハミングパル(人形時計塔)を境にして北側から[[大宮神社]]前は[[桜]]並木となっており、こちらは桜の名所となっている。りんご並木は[[1947年]](昭和22年)に発生した「[[飯田大火]]」の復興過程で当時の[[飯田市立飯田東中学校]]の生徒達の提案により生まれ、今日まで代々東中の生徒の手で育てられている<ref name="cn1501"/>。生徒の行う作業は、施肥・[[剪定]]・花粉付け・草取り・収穫と全般に及ぶ<ref>農山漁村文化協会 編(2007):268, 270ページ</ref>。最初に植えられた[[1953年]](昭和28年)11月当時のりんごの木も残されており、[[接ぎ木]]するなどとして守られている<ref>農山漁村文化協会 編(2007):268ページ</ref>。
 
[[1999年]](平成11年)には並木全体が大きな公園として整備された<ref name="iis"/>。これ以降、犬の散歩をする人や水遊びをする子どもなどが増え、[[生活道路]]として定着していった<ref name="tj">粂原(2004):70ページ</ref>。地元住民らの管理によってりんご並木は守り継がれ、2001年(平成13年)に「美しい信州の景観づくり功労賞」を受賞するなど{{sfn|「日本の道100選」研究会|2002|pp=86-87}}、高い評価を受けている。