「ヘレネー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
MomijiRoBot (会話 | 投稿記録)
m Bot: {{Template:イーリアスの登場人物 → {{イーリアスの登場人物, Removed namespace in template ∵Check Wikipedia #1
リンクの追加
19行目:
イーリオス陥落の際、[[トロイアの木馬|木馬]]の中にいたメネラーオスは、デーイポボスの館に駆けつけてデーイポボスを殺した。そしてヘレネーも殺そうとするが、恋情やみがたく殺すことができなかった。ヘレネーはメネラーオスと共にスパルタに帰った。
 
後日談では、再びスパルタの王妃として、かつての求婚者たちの許しを得て平穏に暮らしたとされる。また、別の話ではアガメムノーンの息子[[オレステース]]によって殺されたとある。オレステースは、密通の果てに夫アガメムノーンを殺した母クリュタイムネーストラーを自らの手にかけたが、叔母であるヘレネーをも「父アガメムノーンを10年に及ぶ戦争に連れ出し、家族崩壊の原因を作った不義の女」として成敗した。ギリシア悲劇でもしばしば扱われたが、三大作家の一人[[エウリーピデース]]による悲劇『[[ヘレネ (エウリピデス)|ヘレネー]]』が現存している<ref>{{Cite book|和書| translator = 細井敦子 | title = 『ヘレネー』:ギリシア悲劇全集『第8巻 エウリーピデース4』所収 | publisher = 岩波書店 | year = 2007 | isbn = 4000916084 }}</ref>。
 
[[ヘロドトス]]はその著書「[[歴史 (ヘロドトス)|歴史]]」で、エジプトで得た知識としてこれらの通説とは異なる話を記載している。