「強殖装甲ガイバー」の版間の差分

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:: ガイバーI・晶が内部で眠っていたその頃、瑞紀の思念に反応した晶の無自覚な意思により、自ら飛行して[[ワープ]]能力を発揮し、[[イスラエル]]の死海から日本・東京までの距離をガイバーIIIとともに短時間で移動する現象も見せた。「蛹」を調査したクロノスの科学者は「外殻は非常に強靭」と述べている。なお「蛹」の名称どおり巨人殖装の温床であった頃と、巨人殖装の装備・外殻のケース(容器)として機能している現在においての外殻形状は同一である。
:: 巨人殖装への殖装は多くが「蛹」から装備・外殻を取り出す形で行われるが、内部に入っての殖装も何度か見せている。第72話でガイバーIIIが初めてギガンティック・ダークへと殖装した際には「蛹」内部へと入り、その際「蛹」が黒色に変化した<ref group="A">『強殖装甲ガイバー』第12巻P.159、160。</ref>(顎人が自ら「作り上げた」巨人殖装の「蛹」も黒色である様子<ref group="A">『強殖装甲ガイバー』第28巻P.102。</ref>)。第176話でもガイバーIは「蛹」内部に入りガイバー・ギガンティックへと殖装しているが、ガイバーIが内部に入った「蛹」は独自にバリアーを展開しギガンティック・ダークの攻撃を防御している<ref group="A">『強殖装甲ガイバー』第28巻P.108</ref>。
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; クロノス
: 物語当初は秘密結社として存在しており、「ユニット」を手に入れガイバーとなった深町晶を捕獲・抹殺すべく暗躍する。十二神将の長・アルカンフェルを盟主として、獣化兵をはじめ一般の科学をはるかに超えたオーバーテクノロジーを擁する組織である。魅奈神山でのガイバーたちとの戦い、アルカンフェルによるギュオー粛清を経て、表舞台へと姿を現し、グリニッジ標準時の199X年8月17日の一斉蜂起により全世界をその征服下に置いた。
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:: バランスを無視した能力の付加や過剰な再調製などは、特に損種実験体を生み出す危険性が高い。(ゼクトールのように超獣化兵でも、再調製による能力付加によって損種実験体になってしまうケースがある)クロノス日本支部(旧日本支部)においては獣化兵の開発件数に比例して損種実験体の発生件数が非常に多かった。
:: また、損種実験体には獣神将からの精神支配を受けにくい個体が生まれることもある。これを利用して、故意に調製をしくじってクロノスと戦うための獣化兵・調整体を生み出す方法を速水利章や「ゼウスの雷」が用いている。
:; 戦闘工作員
:: クロノス配下の実働部隊となる兵士で、その多くが獣化兵に調製されている。肩当て付きの戦闘服に通信機とマルチスコープ機能をもつヘルメットを装備しており、各国支部によって装備には若干の差異がある。ヘルメットは顔全体を覆い隠してしまう形が多く、秘密結社の頃から「制圧」以後も同じ格好をしていれば味方と認識してしまう一面もあり、装備を都合できれば変装も容易という欠点もある<ref group="A">事実として晶や顎人は工作員に変装することで数度に渡ってクロノスの基地内に潜入している。</ref>。
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; 獣神将(ゾアロード)
: クロノス十二神将はメンバー全てがこの存在であり、その戦闘力はガイバーを凌駕する。上位調製体(ワフェルダノスは例外)であり、思念波による精神支配により獣化兵を統率する。普段の姿は人間と変わることはないが、戦闘に際しては戦闘形態(バトルスタイル)と呼ばれる異形となり、重力や気象、空間に干渉するなどの強力な能力を発揮して巨人殖装とも渡り合う。いずれの獣神将も、額にその能力の源となっている「ゾア・クリスタル」という結晶状の生体組織が埋め込まれており、それは能力の発動の際に発光する現象を見せる。