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とくに日本の縄文時代では、[[関東地方]]から[[北海道]]にかけての[[太平洋]]岸や[[河川]]・[[湖沼]]を中心に、骨角製の銛や釣り針などの[[漁労具]]の著しい発達がみられ、高度に発展した[[漁業]]・漁撈活動の様相がうかがわれる。
 
縄文時代には[[鹿角]]([[ニホンジカ]]、[[エゾシカ]])、[[ニホンカモシカ]]の[[角]]、シカ、[[イノシシ]]の[[四肢骨]]、イノシシや[[クマ]]の[[牙]]、イノシシ、[[ヒト]]の[[歯]]などが加工され骨角器として利用された<ref>会田(2007)、p.52</ref>。これらは素材ごとに形状や性質が異なるが、鹿角が特に大きな素材であるため多された<ref>会田(2007)、p.52</ref>。ニホンジカの個体は3歳以上で枝角が角化して完成し、やがて脱落する<ref>会田(2007)、p.52</ref>。鹿角は[[狩猟]]により捕獲された個体の[[頭骨]]に付属する場合と[[採集]]により得られたものがある<ref>会田(2007)、p.52</ref>。
 
== 脚注 ==