「JIS X 0212」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
15行目:
* 漢字 - 5801文字
 
JIS X 0212の制定には国文学研究資料館(当時)の[[田嶋一夫]]が大きく関与して、国文学研究資料館の書誌データベース構築における研究成果に基づいた文字選定を行っており、学問研究向きの文字集合となっている。ただ、収録された漢字の中には由来の不明確なものもある。また、「[[〆]]」の字はJIS X 0208にも含まれているが、それとは大きく異なる例示字形で16区17点に漢字として収録({{補助漢字フォント|}})している。
 
[[Unicode]]は制定時にJIS X 0212を原規格の一つとしたため、補助漢字を全て含んでいる。よってUnicodeベースのシステムではフォントさえあれば補助漢字を利用できる。ほかに[[EUC-JP]]、[[ISO-2022-JP-2]]、[[ISO-2022-JP-1]]の符号化方式でも利用できる。しかし[[Shift_JIS]]では符号化方式の制約により利用できず、Shift_JISでも利用できる設計の拡張文字集合として[[2000年]]に[[JIS X 0213]]が制定されることになる。