「カンピロバクター」の版間の差分

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[[学名]]は[[ギリシア語]]で「曲がった」を意味する[[形容詞]]{{lang|hr|καμπύλος}}と、[[ラテン語]]で「細菌」を意味する{{lang|la|bacter}}を合成したもので、「曲がった細菌」という意味を持つ。ラテン語の発音を転写すると、カンピュロバクテール(カンピロバクテル)である。
 
菌体は、長さ0.5 - 5µm、幅0.2 - 0.8µm程度の桿状であるが、全体がらせん状に1 - 2回ねじれた[[らせん菌]]であり、顕微鏡下ではS字状、またはカモメ状(seagull)に観察される。[[芽胞]]を形成せず、菌体の一端または両端に一本の極鞭毛を持ち、運動性がある。[[好気性生物|微好気性]]または[[嫌気性生物|嫌気性]]で、酸素濃度 3 - 15% 及び 30 - 37℃の条件で増殖する。菌種によっては[[二酸化炭素]]や[[水素]]ガスを発育に必要とするものがあるが、至適条件は菌により異なる。乾燥には弱い。
 
== 生態 ==