「映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!」の版間の差分

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メインとなるセルベースの長編作品の「パンプキン王国のたからもの」は、あるきっかけで異世界に行ったプリキュアたちがそこで遭遇した事件に一生懸命立ち向かう、という王道に近い形のストーリーで<ref name="febri30" />、監督を『[[フレッシュプリキュア!]]』や『[[トリコ]]』でシリーズディレクターを務めた[[座古明史]]が担当<ref name="anime20150718" />、鷲尾は「『トリコ』で3年間ご一緒させていただいたが、虐げられている人たちに対する視点が温かい、そうした人たちの気構えや気概を拾ってくれる」と評している<ref name="febri30" />。キャラクターデザインと作画監督は『フレッシュプリキュア!』『トリコ』でキャラクターデザインを担当した[[香川久]]が務め、鷲尾も「安心してお任せしている」と語っている<ref name="febri30" />。脚本は『[[Yes!プリキュア5|Yes!プリキュア5GoGo!]]』のアナコンディ役など過去にシリーズ出演経験のある声優・女優の[[山像かおり]]が舞台などでの脚本執筆時の「秋之桜子」名義で担当、山像はパンプキン王国のお妃も演じる。
 
また、ゲスト声優としてシリーズ初参加の[[花澤香菜]]がパンプキン王国の王女・パンプルル役で出演、花澤は「わたしにとって憧れの番組なので、関われることがとても嬉しかった。パンプキン王国の様子や妖精たちやパンプルルの衣装等、全部が可愛くて、女の子の素敵!!と思うツボをがっちり掴んでくれる作品。パンプルルの優しく強い心を大事に演じさせていただいた」とコメントしている<ref name="cinema20150918">[http://www.cinematoday.jp/page/N0076649 人気声優・花澤香菜、憧れの「プリキュア」シリーズ初参加が決定!],シネマトゥデイ,2015年9月18日</ref>。このほか長編の敵役であるウォープには同じくシリーズ初参加の[[諏訪部順一]]<ref name="oricon20150925">[http://www.oricon.co.jp/news/2059688/full/ 人気声優・諏訪部順一&中尾隆聖、プリキュア映画で“敵キャラ”熱演],ORICON STYLE,2015年9月25日</ref>、そしてパンプキン王国の王様役の[[チョー (俳優) |チョー]]や妖精のプウ役の[[金田朋子]]などといった過去のシリーズ作品に出演経験のある声優がそれぞれ起用されている。
 
また同作品では主題歌として、[[Every Little Thing]](ELT)による書きおろしの楽曲が使われる。ELTがアニメ主題歌を担当するのは2013年公開の『[[はなかっぱ#アニメ映画|映画はなかっぱ 花さけ!パッカ~ん♪ 蝶の国の大冒険]]』主題歌「[[ハリネズミの恋|Lien]]」以来で、作詞・ボーカルの[[持田香織]]は友人の姪など周囲の友人たちの子供にプリキュアのファンが多く、オファーを受けた時には大至急知らせたといい、「子供たちが、また大人になった時にでも、ずっとキラキラとするような、すてきなものにできるよう頑張る。私たち世代の方々にも、懐かしさとあこがれを思い出せるような楽曲にしたい」と語っている。鷲尾も「ELTさんの楽曲は、強さと優しさがミックスされて、今回の映画の目指すイメージとぴったり重なることからお願いした。持田さん、[[伊藤一朗]]さんが紡ぎだす楽曲が、プリキュアたちの思いと重なって、すばらしいハーモニーを奏でることを確信している」と語っている<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1535363.html 新婚ELT持田香織、プリキュア主題歌書き下ろし],日刊スポーツ,2015年9月9日</ref>。この他、ゲスト声優である花澤と後述の上垣もそれぞれの役として各作品の劇中歌を歌うことが決まっている<ref name="cinema20150918" /><ref name="nikkan20150630" />。
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CG中編作品の「プリキュアとレフィのワンダーナイト!」は、上述したようにCGで表現されたストーリーのあるアクション作品で、監督とキャラクターデザインはプリキュアシリーズのエンディング映像などを手がけている[[宮本浩史]]が担当、鷲尾は「『[[ハピネスチャージプリキュア!]]』の前期エンディングを手がけているが、ダンスの合間に入る情緒的な映像が素晴らしかった。アクションの面白さもだが、彼の情緒的な演出がどれくらい入ってくるのか楽しみ」と語っている<ref name="febri30" />。
 
また、メインキャラクターのレフィ役として[[劇団四季]]の[[ミュージカル]]「[[ライオン・キング#ミュージカル|ライオン・キング]]」でヤングナラを演じ、テレビでも[[テレビ朝日]]『[[関ジャニの仕分け∞]]』の「ミュージカルキッズNO.1決定戦」で優勝したことでも話題となった子役の[[上垣ひなた]]が声優に初挑戦する。上垣は「小さい頃から見てきた『プリキュア』の映画に出させてもらえると聞いて、とてもうれしかった。とても緊張していますが精いっぱい頑張りたい」とコメントしている<ref name="nikkan20150630" />。このほか、レフィの母にはテレビシリーズ第36話でゲストキャラクターの北風あすか役として出演経験のある[[坂本真綾]]、中編の敵役であるナイトパンプキンには『[[スイートプリキュア♪]]』でピーちゃんとその正体である最終ボスのノイズ役として出演経験のある[[中尾隆聖]]がそれぞれ起用されている<ref name="oricon20150925" />。
 
同作品で監督デビューを飾り、また同作品によってその成果が認められたこと、そしてこれまでプリキュアシリーズで培われた、東映アニメーションによるCGアニメーションの表現力や技術力が評価され、同年12月には宮本に対し[[CG WORLD]]誌主催の「第1回CG WORLD大賞」が贈られている<ref>[http://cgworld.jp/feature/1512-cgworldaward.html 『CGWORLD大賞2015』の大賞を発表!第1回目の大賞に選ばれたのは・・・?],CGWORLD.jp,2015年12月25日</ref>。