「天然痘」の版間の差分
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天然痘ウイルスの感染力は非常に強く、患者のかさぶたが落下したものでも1年以上も感染させる力を持続する。天然痘の予防は[[種痘]]が唯一の方法であるが、種痘の有効期間は5年から10年程度である。何度も種痘を受けた者が天然痘に罹患した場合、仮痘（仮性天然痘）と言って、症状がごく軽く瘢痕も残らないものになるが、その場合でも他者に感染させることはある。
「[[種痘]]」という[[ワクチン]]接種による予防が極めて有効。感染後でも3日以内であればワクチン接種は、発症あるいは重症化の予防に有効であるとされている<ref name=CDCvac>{{cite web |url=http://www.bt.cdc.gov/agent/smallpox/vaccination/pdf/vaccine-overview.pdf |format=PDF |title=Vaccine Overview |accessdate=2008-01-02 |work=Smallpox Fact Sheet |archiveurl=https://web.archive.org/web/20080102234114/http://www.bt.cdc.gov/agent/smallpox/vaccination/pdf/vaccine-overview.pdf |archivedate=2008年1月2日 |deadlinkdate=2017年9月 }}</ref>。また[[抗ウイルス治療#（ウイルス）化学療法|化学療法]]を中心とする対症治療が確立されている。
== 歴史 ==
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