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'''エルフ・アキテーヌ''' ('''Elf Aquitaine''') は、かつて存在した[[フランス]]の[[石油]]会社
== 概要 ==
ERAPであった1970年に、国策として'''アンタール'''<small>([[:fr:Antar (entreprise)|フランス語版]])([[:en:Antar (company)|英語版]])</small>を支配下に置くための大規模な事業再編を経験している。
1991年[[ニューヨーク証券取引所]]に上場した。1993年には当時の[[イラク]]指導者[[サッダーム・フセイン]]からイラクの[[油田]]に関して独占契約を与えられた。1996年フランス政府が保有株式を売却し[[黄金株]]を保有した。2000年に'''トタルフィナ'''と合併し'''トタルフィナエルフ'''となり、そのまま2003年に'''[[トタル]]'''と改名した。エルフは現在トタルの1[[ブランド]]である。
== 国土の有効活用 ==
エルフ・アキテーヌの歴史は三つの石油会社からなる。
*''Régie Autonome des Pétroles (RAP)''
*''Société Nationale des Pétroles d'Aquitaine (SNPA)''
*''Bureau de Recherches de Pétroles (BRP)''
これら
[[1965年]]12月、RAPとBRPは ''Entreprise de Recherches et d'Activités Pétrolières (ERAP)'' を形成するために合併した。ERAP は[[子会社]]として SNPA 、''Union Générale des Pétroles (UGP)''、および ''Union Industrielle des Pétroles (UIP)'' を所有した。結果として新会社は油田開発、原油生産からガソリンスタンドまで、石油ビジネスの全ての課程における資産を所有、垂直統合を達成した。
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[[1967年]]4月28日、ERAPの異なるブランドおよび製品は'''エルフ''' ('''Elf''') に統一された。
== ポンピドゥーの采配 ==
[[1970年]]、富裕層の利権であるアンタールをERAPが支配する形をとるため、以下の事業再編がなされた。
*[[世界恐慌#証券パニックから世界恐慌へ|ウォルムズ銀行]]の産業部門''[[:fr:Maison Worms & Cie#1914-1939 - Construction navale et services bancaires|Société française de transports pétroliers]]'' に政府が30%参加。
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[[1973年]]、ERAPが製薬部門[[サノフィ]]を子会社として設置した。
[[1976年]]、ERAP は ''Antar Pétroles de l'Atlantique'' と合併、''Société Nationale Elf Aquitaine (SNEA)'' とな
SNEAは後にエルフ・アキテーヌ (''Elf Aquitaine'') と改名した。
== 脚注 ==▼
▲==脚注==
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[[Category:石油関連企業]]
[[Category:かつて存在したフランスの企業]]
[[fi:Elf Aquitaine]]
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