「ヨセフ・スク (作曲家)」の版間の差分

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スクの初期作品は、[[アントニン・ドヴォルザーク|ドヴォルザーク]]と[[ヨハネス・ブラームス|ブラームス]]の影響を示しているが、その半面、のちの作品では、拡張された[[和声]]と用いて、より個性的で複雑な様式を生み出している。成熟期の管弦楽曲は、[[グスタフ・マーラー|マーラー]]や[[リヒャルト・シュトラウス]]、[[クロード・ドビュッシー|ドビュッシー]]等からの影響を示唆している。多くの同郷人とは異なり、チェコの[[民族音楽]]の要素を強調する傾向は少ない。[[第一次世界大戦]]に前後して、教育活動に忙殺されるようになると創作のペースが落ちたが、[[半音階]]的な書法が複雑になり、[[複調]]を導入したり、[[無調]]に近い部分もあるなど、全体としてむつかしい響きになっている。
 
近代オリンピックで「[[芸術競技]]」というものがあった時代、[[1932年]]の[[ロサンゼルスオリンピック (1932年)|ロサンゼルスオリンピック]]にて、「祖国新生に向けて(ソコル祭典行進曲)作品35c」で「音楽全般」部門の[[銀メダル]]を獲得している。
 
== 主要作品一覧 ==