「守破離」の版間の差分

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{{独自研究|date=2017年8月31日 (木) 00:57 (UTC)}}
{{参照方法|date=2017年3月25日 (土) 21:26 (UTC)}}
'''守破離'''(しゅはり)は、[[日本]]での[[茶道]]、[[武道]]、[[芸術]]等における[[師弟関係]]のあり方の一つ。日本において左記の[[文化]]が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている[[思想]]でもある。[[個人]]の[[スキル]]([[作業]][[遂行]][[能力]])を3段階の[[レベル]]で表している。
 
まずは[[師匠]]に言われたこと、[[型]]を「守る」ところから[[修行]]が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と[[技]]についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
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武道等において、新たな[[流派]]が生まれるのはこのためである。
 
個人のスキル(作業遂行能力)をレベルで表しているため、茶道、武道、芸術等だけでなく、スポーツ、仕事、勉強、遊び等々、世の中の全ての作業において、以下のように当てはめることができる。
 
*守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1(1人前)
*破:作業を分析し改善・改良できる(1(1.5人前)
*離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)
 
'''例(ラーメン作り)'''
 
*守:[[ラーメン]]をレシピ通りに作ることができる。
*破:ラーメン(守の段階で作ることができるようになったラーメン)のスープや麺、具材等をよりおいしくアレンジすることができる。レシピもより作りやすいようにアレンジすることができる。
*離:ラーメン店を開業し、オリジナルのラーメンを作ることができる。あるいは、ラーメンから進化した新たな料理を作ることができる。
 
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== 外部リンク ==
* [https://www.ipa.go.jp/files/000005140.pdf 新版 組込みスキル標準 ETSS概説書](12(12ページ「ETSSの基本としての日本の伝統的人材育成の考え方「守・破・離」」参照)
 
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