「広域関東圏」の版間の差分

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経済の範畴では、現在では[[関東地方]]1都6県に、[[甲信越地方|甲信越]]3県と静岡県を加えた1都10県を一つのエリアと捉える傾向が目立って来ており、メーカーなどでは、新製品やエリア限定製品を発売する際に、この関東甲信越静地方1都10県で先行発売や限定発売をするケースが増えている<ref>企業の一例として、[[サントリー]]では、「1都10県」として関東甲信越静地方での限定・先行発売を行うケースがあるが、静岡県を管轄する「静岡支店」は東海・北陸営業本部名古屋支社の管轄下に置かれている。</ref>。また[[日本放送協会|NHK]]の天気予報においては「関東甲信越と静岡」で案内されることが目立っている<ref>ただし、全国ネット(全中)番組の一部に限る。</ref>。
 
広域関東圏の中では唯一、鉄道会社は[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]管内である[[伊東線]]沿線以外は全て[[東海旅客鉄道|JR東海]]、電話会社の管轄は[[西日本電信電話|NTT西日本]]となっている。ただしJR東海であってもJR東日本の運用で、首都圏から沼津駅、修善寺駅、伊東駅(2004年までは静岡駅、島田駅)までの直通列車が2016年現在で数十本運行されている。NTTについては、NTT東西分割検討時において利用者数・資産規模等のバランスを取るためと言われており、1999年以前には[[中京3県]]と同じNTT東海のエリアとされていた中で、静岡のみをさらに分割することへの抵抗があったという推測もある。しかし利用者(一般顧客)側からは「地域性に即していないのみならず、住民の意見をも無視している」など不満の声もあり、特に[[沼津市]]など静岡県東部ではその傾向がかなり強い。また[[富士川]]以東は[[東京電力ホールディングス|東京電力]]管内となっている。
 
=== 福島県 ===
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'''[[西関東方言]]'''は、'''[[東京方言|江戸東京語]]'''の基礎をなしており<ref>東京外国語大学語学研究所編『世界の言語ガイドブック 2 アジア・アフリカ地域』(三省堂、1998年3月発行)の「日本語」(早津恵美子執筆)のうち「2 系統・歴史」を参照したものに基づく。</ref>、[[南関東]]([[東京都区部]](旧[[東京市]])・[[多摩地域|三多摩地域]]・[[神奈川県]]・[[埼玉県]]・[[千葉県]])、[[群馬県]]、[[栃木県]][[足利市]]及び[[山梨県]][[郡内地方|郡内地域]]が、[[西関東方言]]地域に属する。
 
現在では、関東甲信越静地方1都10県全域において、[[東京方言|江戸東京語]]を母胎にした[[共通語]]([[首都圏方言]])が主に話されている。
 
アクセントは中輪型東京式をベースとする。