「東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の版間の差分
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'''日暮里・舎人ライナー'''(にっぽり・とねりライナー)は、[[東京都]][[荒川区]]の[[日暮里駅]]と[[足立区]]の[[見沼代親水公園駅]]を結ぶ、[[東京都交通局]]が運営する[[案内軌条式鉄道]]([[自動案内軌条式旅客輸送システム|AGT]])路線である。
なお、[[都市計画]]事業としての名称は、'''東京[[都市計画道路]]特殊街路新交通専用道第2号日暮里・舎人線'''および'''東京都市計画都市高速鉄道日暮里・舎人線'''である。[[2008年]]([[平成]]20年)[[3月30日]]に開業した<ref name="release20071001">[
== 概要 ==
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== 運行形態 ==
=== 開業ダイヤ ===
2008年2月14日に東京都交通局の公式サイトで発表された開業時の[[ダイヤグラム|運行ダイヤ]]は、以下のとおりであった<ref>{{Cite press release |title=新交通「日暮里・舎人ライナー」の運行ダイヤについて |publisher=東京都交通局 |date=2008-02-14 |url=http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/nippori_toneri/2008/ntl_p_200802141_h.html |accessdate=2015-08-13 |archiveurl=
* 平日
** 早朝:7 - 15分間隔
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=== 改正ダイヤ ===
開業以降、新交通システムとしては旺盛な需要に支えられ、逐次ダイヤの見直し・頻繁なダイヤ改正が行われている。
;2008年7月12日改正<ref>{{Cite press release |title=日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を行います。 |publisher=東京都交通局 |date=2008-06-25 |url=http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/nippori_toneri/2008/ntl_p_200806252_h.html |accessdate=2015-08-13 |archiveurl=
:始発電車を上下それぞれ2本増発し最大で25分繰り上げ。平日の朝ラッシュ時間帯は上下2本ずつ、夕ラッシュ時間帯が上下1本ずつ、夜間から終車時間帯に上下5本ずつそれぞれ増発。土曜・休日も終車時間帯に上下1本ずつ増発された。この改正では、日暮里駅付近急曲線通過時の事故を防止するため、曲線通過速度の見直しもあわせて行われている。
;2009年8月29日改正<ref>{{Cite press release |title=日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を行います。 |publisher=東京都交通局 |date=2009-08-06 |url=http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/nippori_toneri/2009/ntl_p_200908061_h.html |accessdate=2015-08-13 |archiveurl=
:平日の早朝から朝ラッシュ時間帯(6 - 9時台)にかけて上下各5本、夜間23時以降に上下各2本を増発。下りは最大15分の間隔が11分間隔に変更された。土曜・休日は開業時からの10分間隔から平日と同じ7分30秒間隔に変更され、上下各19本が増発された。
;2010年4月10日改正<ref>{{Cite press release
:始発列車の時刻を繰り上げ(見沼代親水公園発日暮里行き:5時13分、日暮里発見沼代親水公園行き:5時41分)。運転間隔が同じにもかかわらず平日とズレが生じていた土曜・休日の日中帯の発車時刻を平日に合わせたほか、18時以降上り5本・下り6本、深夜時間帯の運転間隔を最大15分間隔から最大11分30秒間隔に短縮。
;[[東日本大震災]]に伴う特別ダイヤ(節電ダイヤ)
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2017年9月時点において、[[新潟トランシス]]製の[[東京都交通局300形電車|300形]]16編成、[[三菱重工業]]製の[[東京都交通局330形電車|330形]]1編成、新潟トランシス製の[[東京都交通局320形電車|320形]]1編成の合計18編成が運用されている。
開業時から使用されている300形は、前面デザインが若干異なるが、[[東京臨海新交通7000系電車|ゆりかもめ7000系]]の6次車にも通じるデザインである。なお、当初は[[鉄道車両の座席|ロングシート]]を主体に採用することが予定されたが、後に[[鉄道車両の座席|クロスシート]]主体に変更された<ref>[
<gallery>
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=== 一日乗車券 ===
* 開業日から「都営まるごときっぷ」を大人700円・小児350円で発売している。なお、開業日以前に「都電・都バス・都営地下鉄一日乗車券」として発売された前売り券でも、有効期限内であれば日暮里・舎人ライナーでの利用が可能だった。日暮里・舎人ライナーおよび都営地下鉄各駅券売機や都電車内で購入した当日券はそのまま[[自動改札機]]での入出場ができる。なお、自動改札機に対応していない乗車券(スクラッチ式の前売り券)による無人の駅・時間帯での乗り降りは、改札口付近のインターホンを用いて乗降する旨を伝えなければならない(「[[駅集中管理システム]]」を参照)。なお、多客期には改札付近にサービススタッフが配置されることがあるが、その場合はスタッフが磁気券(当日券)に交換の上で自動改札を利用することになる。
* 日暮里・舎人ライナー開業記念の「都営まるごときっぷ」が開業日から各駅ごとに1,000枚限定で発売された。図柄は300形車両の走行風景と発売された駅の駅名標となっている<ref name="release20080313-1">[
* 2008年[[10月27日]]に日暮里・舎人ライナーの利用者数が1千万人を突破したのに伴い、翌[[11月1日]]から[[11月3日|3日]]まで記念一日乗車券を発売した。なお、この乗車券が日暮里・舎人ライナーのみのものとしては初めてである<ref>[
*開業1周年記念として、[[2009年]][[3月28日]]から30日まで日暮里・舎人ライナーのみの一日乗車券を発売した<ref>[
* [[東京フリーきっぷ]]も、開業日以降、日暮里・舎人ライナーでの利用が可能となっている。
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*埼玉方面への延伸を求める声もあるが、未定である<ref>[http://www.pref.saitama.lg.jp/s-gikai/gaiyou/h1909/1909k020.html 埼玉県議会/平成19年9月定例会 質疑質問・答弁全文 茅野和広議員]</ref>。
* 到着・発車放送は[[ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線|ゆりかもめ]]と同じ構成のものを使用している。また、ゆりかもめと同様に駅構内の[[発車標|発車案内標]]には列車種別が表示されているが、開業時よりすべての列車が各駅に停車しているため、全列車が「[[普通列車|普通(Local)]]」と表示される。
* 開業予定日以降に製作された開業告知ポスターやチラシには、地元である荒川区・足立区の出身や在住者である[[片岡鶴太郎]]・[[栃東大裕]]・[[谷川真理]]・[[雛形あきこ]]<ref>雛形は公式では「足立区出身」となっているが、正確には[[江戸川区]]生まれ・足立区育ちである。</ref>の有名人4名が『地元出身応援団』として起用された<ref>[
* [[2008年]]2月1日から3月31日まで、[[都営バス]]と[[都電荒川線]]の一部の車両に日暮里・舎人ライナーの開業告知ラッピング車両が運行された。また、2009年3月の1か月間にも開業1周年告知のラッピング車両が運行された。
* 一部区間で鉄道や[[首都高速中央環状線|首都高速]]を超えるために勾配が急なところがあり、降雪時のスリップ対策として30‰以上の登り勾配区間と40‰以上の下り勾配区間では[[ロードヒーティング]]が設置されている。また、分岐部には[[消雪パイプ]]も設置されている<ref name="kyokaishi200805">{{Cite journal|和書
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