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[[延喜]]21年([[921年]])11月、師・観賢が[[醍醐天皇]]の勅命により[[高野山]]奥の院御廟を訪れたとき、共に御廟内に入り[[弘法大師]]の膝に触れたといわれる。その際、妙香の薫りが手に移り、一生消えることがなかった。またそれにより、淳祐が書写した経典にも同様の薫りが移った。これを「薫の聖教(かおりのしょうぎょう)」という。
 
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[[Category:真言宗の僧]]