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麻の実は、基本的に発芽防止処理が施されているが[6]、七味唐辛子の麻の実から、大麻を栽培し逮捕された例はある[7]。
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[[ファイル:Yagenbori4.jpg|サムネイル|浅草「やげん堀中島」]]
1625年(寛永2年)には、江戸の[[薬研堀 (東京都)|両国薬研堀]](現・浅草に移転)に、「[[やげん堀]]中島」が創業し、七味唐辛子(なないろ<ref name="JB"/>)が開発され販売されるようになる<ref name="名店"/>。当時の薬研堀には医者や薬屋が多く、[[中島徳右衛門]](徳兵衛)が[[漢方薬]]にヒントを得て開発し、ごまの香りによって江戸っ子の舌にもうったえた<ref name="老舗下"/>、れっきとした漢方薬で食事と共に薬味が取れるということである<ref name="名店"/>。やげん堀の七味唐辛子として名物となり、最上級の材料を客の目の前で注文通りに調合したことも評判を高めた<ref name="老舗下"/>。「辛くして」「山椒たっぷり」といった好みに応じる<ref name="名店"/>。やげん堀中島は、戦後に浅草寺門前の新中見世通りに移転し、∧に徳の字ののれんを掲げている<ref name="名店"/>。江戸では1656年に「大木唐からし店」が海老屋喜十八によって創業され、やげん堀に同じ七品を調合し、[[日本橋]]に店を構え「七色唐辛子」を販売している<ref name="名店"/>。
 
[[ファイル:Shichimi and ichimi.jpg|サムネイル|京都清水「七味屋」]]