「無症候性キャリア」の版間の差分

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HIV感染症のように進行の遅い疾患以外でも、[[クラミジア]]や[[淋菌]]による[[性感染症]]では女性に自覚症状が出にくいため、一種の無症候性キャリアとなりうる。また[[ノロウイルス]]による食中毒などの流行にも無症候性キャリアが関与している可能性が指摘されている。
 
無症候性キャリアになった人物としては、[[腸チフス]]の原因となる[[サルモネラ|チフス菌]]が[[胆嚢]]に感染し、感染が弱かったが故に抗体を持ってしまったという珍しい事が起こった結果、知らずの内に無症候性キャリアとなった[[メアリー・マローン]]が知られる。しかし、彼女は無症候性キャリアの自覚が無かった上に信じようとしていなかったとされ、それ故に周りをチフスに感染させてしまい、最終的には事件となり、隔離された。尚、当時のニューヨークには100人から200人はチフ菌の無症候性キャリアが居たとされ、メアリー・マローンを含む何人かは就業制限を受けていたとされている。
 
== 関連項目 ==