「スズメバチ」の版間の差分

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軒下にキイロスズメバチの巨大な巣が営巣されるのを、山陰地方では「分限者バチ」、三重県北部や岐阜県[[養老町]]付近では「オウダイバチ」、地方によっては「長者蜂」<!--長者蜂は松浦の本には無い-->と呼ばれ、刺激しないように共存しながら[[縁起物]]として尊ぶ風習もある<ref name=matsu/>{{rp|253}}。また、地方によってはハチがいなくなったスズメバチの巣を[[魔除け]]として軒先に吊り下げる風習もある。台湾の[[タイヤル族]]にもスズメバチに対する信仰があり、頭部を首飾りにして子供のお守りにすることがある<ref name=matsu/>{{rp|253}}。
 
[[蜂蜜]]を生産している[[養蜂]]家の間では、[[ミツバチ]]を襲撃しようとするスズメバチ成虫を虫網で捕獲し、生きたまま、蜂蜜や、[[焼酎]]などといった[[酒]]に漬け込み、蜂蜜漬け、スズメバチ酒を生成している。
 
蜂蜜漬けの場合、虫網で捕獲したスズメバチ成虫を蜂蜜の入った瓶の中に落とし、溺れている間に毒針を出し、そこから排出される毒が蜂蜜と混ざることによって作られる<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=ZkNPXW-34ZE 凶暴なオオスズメバチを虫網で捕まえてはちみつ漬をつくる!] ただし、「虫網での捕獲は危険」との注意書きがある。</ref>。疲労回復、体力増進、血行障害改善に効果がある<ref>[http://www.honey-merit.com/hachimitsu7/kounou37.html スズメバチも蜂蜜をつくる?]</ref>とされており、普通の蜂蜜と同じように使われている。