「弾道ミサイル」の版間の差分

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ミサイルを兵器として使用するにはこれだけではなく、ミサイルの整備、ICBMであればミサイルサイロの建造、運用費用、SLBMであれば潜水艦にかかる諸費用、更に言えばそれを護衛する潜水艦にかかる諸費用と一つのシステムとして稼動させるには天文学的な金額が必要である。
 
それに対して[[弾頭]]の重量は数百kg-数トン程度であるため、通常兵器として使用するには費用対効果の面から見た場合最悪と言える。しかし、湾岸戦争時のイラクのように、旧式で命中精度も劣る弾道ミサイルを心理作戦に用いる場合もある
 
これらの特徴から、弾道ミサイルは戦略兵器としての意味合いが大きい。核兵器を搭載した[[大陸間弾道ミサイル]](ICBM)や[[潜水艦発射弾道ミサイル]](SLBM)は安全な自国内および周辺から敵国を確実に攻撃することが可能という状況を作り出すことで互いに攻撃できない[[相互確証破壊]]による抑止力で自国の安全を保障しようとする。