「アーサー・ラーセン」の版間の差分

|愛称=Tappy（タピー）

|国籍={{USA}}

|居住地=

|誕生日={{生年月日と年齢|1925|04|17|no}}

|没年日={{死亡年月日と没年齢|1925|04|17|2012|12|07}}

|身長=

|体重=

|利き手=左

|バックハンド=片手打ち

|デビュー年=1948年

|引退年=1956年

|全豪オープン=ベスト4（1951）

|全仏オープン=準優勝（1954）

|全米オープン=優勝（1950）

|全豪オープンダブルス=

|全仏オープンダブルス=

|シングルス最高=3位（1950年）

|ダブルス最高=

}}

 

'''アーサー・"アート"・デビッド・ラーセン'''（'''Arthur "Art" David Larsen''', [[1925年]][[4月17日]] - [[2012年]][[12月7日]]）は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[カリフォルニア州]][[ヘイワード (カリフォルニア州)|ヘイワード]]出身の男子[[テニス]]選手。[[1950年]]の[[全米オープン (テニス)|全米選手権]]男子シングルス優勝者で、[[1954年]]の[[全仏オープン|全仏選手権]]準優勝もある。左利きの選手で、[[第二次世界大戦|第2次世界大戦]]後の全米選手権男子シングルスで初の左利き優勝者になった。ラーセンのテニスは、ボールの繊細なタッチに大きな特徴があった。彼は周囲にあるものを“ポンポンと音を立てて触る”（英語：''tap''）癖があったことから、“Tappy”（タピー）というニックネームで呼ばれた。「アート・ラーセン」（'''Art Larsen'''）の名前で文献に記載されることも多い。

 

アート・ラーセンは[[第二次世界大戦|第2次世界大戦]]中、[[アメリカ陸軍]]の兵士として[[ヨーロッパ]]の戦場で働いた。陸軍を退役してからテニスの競技生活に入ったため、彼のデビュー年齢は23歳と遅く、[[1948年]]から[[1948年全米選手権 (テニス)|全米選手権]]に出場し始める。[[1949年全米選手権 (テニス)|1949年]]の同大会で、ラーセンは[[パンチョ・ゴンザレス]]との準々決勝に勝ち上がった。[[1950年]]から海外の[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]にも遠征を開始し、[[1950年全仏選手権 (テニス)|全仏選手権]]と[[1950年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン選手権]]の2大会連続でベスト8に入る。[[1950年]]の[[1950年全米選手権 (テニス)|全米選手権]]で、ラーセンは準々決勝で[[トム・ブラウン (テニス選手)|トム・ブラウン]]、準決勝で[[ディック・サビット]]を破って勝ち進み、初進出の決勝で[[ハーバート・フラム]]と対戦した。ラーセンは当時22歳のフラムに 6-3, 4-6, 5-7, 6-4, 6-3 のフルセットで競り勝ち、こうして「第2次世界大戦後の全米男子シングルスで、最初の左利き優勝者」になった。それ以前の時代にさかのぼると、[[1930年全米選手権 (テニス)|1930年]]に優勝した[[ジョン・ドエグ]]以来20年ぶりの左利き優勝者となる。

 

 

2012年12月7日、カリフォルニア州[[サンレアンドロ (カリフォルニア州)|サン・レアンドロ]]で死去<ref>[http://www.independent.co.uk/news/obituaries/art-larsen-tennis-player-whose-prodigious-talents-were-matched-by-his-eccentricities-8430484.html Art Larsen: Tennis player whose prodigious talents were matched by his eccentricities] The Independent 2012年12月25日閲覧</ref>。{{没年齢|1925|4|17|2012|12|7}}。

 

== 参考文献 ==

{{Reflist}}

 

{{全米テニス選手権男子シングルス優勝者}}

{{全日本テニス選手権男子ダブルス優勝者}}