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{{Otheruses|中国大陸と台湾地区の交流|唐宋代の書籍|十通}}
{{中華圏の事物
|タイトル=三通
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|カタカナ=
}}
'''三通'''(さんつう )とは、[[中華人民共和国]](中国大陸)と[[中華民国]]([[台湾]])の「[[通商]]」、「[[通航]]」、「通郵」を示す言葉。中国大陸より台湾に対し両
==歴史的背景==
[[1949年]]、[[国共内戦]]の結果国民政府が遷台した後、政治的な理由により両
==三通の現状==
その後二
===小三通===
[[2001年]][[1月1日]]には'''小三通'''と称し、[[廈門市|廈門]]と[[金門島]](略称で両門)の間で[[客船]]が運航され三通が限定的に実施された。後年[[馬祖列島]]と福州市[[馬尾区]](略称で両馬)の間でも定期船の運航が開始された。また台湾の都市から[[金門空港]]へ多数の航空便が運航され、それに合わせた連絡バス、船が運航されるようになった。ただし当初は、中華人民共和国と中華民国(台湾)以外の国籍を持つ人には開放されていなかった(現在では開放されている)。
[[2003年]]の[[春節]]期間中には、両
===三通の実現===
両
2008年、台湾が[[中国国民党]]の[[馬英九]]政権となると、対中国政策を大幅に転換した。中国側からの観光客受け入れの緩和、[[春節]]、週末などの直行チャーター便を大幅に増便することを認めた。また、第三国の国籍を持つ者も利用できるようになった。
2008年12月末には、直行チャーター便を毎日運航(週108便)、中国大陸側の就航都市を5都市から21都市に増加、貨物便の就航、経路を香港上空経由から最短ルートに変更することとなった。海運についても台湾が11港、中国大陸側が63港を開放する。郵便、送金についても、香港経由をとりやめることとなった<ref>朝日新聞 2008年11月5日 「親中加速 割れる台湾」</ref>。
2009年4月、航空チャーター便を定期便として週270便に増便すること、犯罪捜査協力、金融の相互参入が合意された<ref>[https://web.archive.org/web/20090429164120/http://mainichi.jp/select/today/news/20090427k0000m030068000c.html 中国・台湾:直行便を定期化し大幅増 窓口トップ合意]</ref>。
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