「モンテ・クリスト伯」の版間の差分

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== モンテクリスト島の財宝 ==
作中の設定によると、[[モンテクリスト島]]の財宝は、ファリア神父が秘書を務めたスパダ伯爵([[メディチ家]]がモデルとされるが異説もある)の昔の当主である[[枢機卿]]チェーザレ・スパダが、[[教皇]][[アレクサンデル6世]]の子[[チェーザレ・ボルジア]]によって、財産目当てで命を狙われていると察して隠した財宝である。この時チェーザレ・スパダと共に、財産を相続する筈だった甥のグイード・スパダも殺害されたため、ボルジア家のみならず遺族にも財宝を見付けることができなくなり、その在処は謎のまま、スパダ家はファリア神父が仕えた代で子孫がなくなり断絶した。最後の伯爵から譲られた蔵書などの僅かな遺産を整理していた神父は、スパダ家伝来の祈祷書の中の紙片にあぶり出しで書かれていた財宝についての記述を偶然発見した。金貨・金地金・宝石など、その総額は2百万[[エキュ]](現在の日本円にして約60億円)にのぼるとされる。
 
== 余談 ==