「多摩都市モノレール線」の版間の差分

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[[東京都道43号立川東大和線]](芋窪街道新道)の真上に位置し、[[バスターミナル]]と隣接する上北台駅は、鉄道のない[[武蔵村山市]]の住民の足も担っている。発車すると間もなく右手から芋窪街道旧道が合流し、この先延々と広がる住宅街を両手に見ながら走る。左にカーブを切ると左手に[[森永乳業]]東京多摩工場や[[カシオ計算機|CASIO]]([[カシオ日立モバイルコミュニケーションズ]])の看板などが見えてくる。桜街道駅は芋窪街道と桜街道という[[東大和市]]の市道の交差点の真上にある。しばらく進むと右手には佼成霊園という[[立正佼成会]]の霊園が広がり、間もなく玉川上水駅に到着する。この駅の構内に[[立川市]]との市境がある。
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File:Tama-toshi-monorail cemetery.PNG|右手に霊園が広がる
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玉川上水駅を発車すると[[西武拝島線]]と交差。左手には[[西武鉄道]]の[[玉川上水車両基地]]が見える。[[玉川上水]]を渡ると、再び住宅街の風景を見ながら走っていく。砂川七番駅を発車すると間もなく[[東京都道7号杉並あきる野線]]([[五日市街道]])と交差。左にカーブし、南東を向くと右手に泉市民体育館が現れ泉体育館駅へ。発車すると右へ大きくカーブして南西を向き芋窪街道から分かれ、ここから先は広大な工業地帯となる。左手に[[立飛企業]]、右手に[[真如苑]] 恒明湧祥之舎 応現院が見えると立飛駅に着き、駅と直結している[[ららぽーと立川立飛]]が左手に、右手側にいなげや青果センターなどが見えてくる。その先で三角の[[デルタ線]]を通る。これは多摩都市モノレールの車両基地への引き込み線となっている。デルタ線を通過すると列車運転の基点となる高松駅へ。発車すると左にカーブし南を向く。すると右手に[[自治大学校]]や[[農林水産省]]などの施設が見えてくる。やがて両手から工場は消え、[[百貨店]]など商業施設が目立ってくると間もなく立川北駅に到着する。
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File:Tama-toshi-monorail Delta.PNG|右手にデルタ線が見える
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立川北駅を発車すると大きくS字カーブを描き、その真下に[[中央本線|中央線]]・[[青梅線]]・[[南武線]][[立川駅]]を見る。この周辺の建設では建設予定地にあったデパートでさえも取り壊すほど大規模な開発が行われた。[[東京都道149号立川日野線]]上にある立川南駅を発車すると、目立った商業施設は消え、住宅街を再び見る。間もなく[[東京都道29号立川青梅線]](奥多摩街道)と交差すると柴崎体育館駅へ。さらに坂を下り東京都道29号(新奥多摩街道)と交差すると[[立日橋]]で[[多摩川]]を渡って[[日野市]]に入る。立日橋を渡り終えると左に大きくカーブし東京都道149号立川日野線と分かれて南東を向き、[[東京都道256号八王子国立線]](通称[[甲州街道]])と交差し甲州街道駅に到着。さらにその先で[[中央自動車道]]を乗り越える。[[高幡不動尊]]の五重塔もよく見える。右カーブを描いて南を向くと万願寺駅。駅構内に[[新撰組]]ゆかりの地として隊士の描かれた看板の穴から顔を出す写真スポットが設置されている。万願寺駅を発車すると国道20号(甲州街道[[日野バイパス]])と交差。緩いカーブを描きながら南西を向き、[[浅川 (東京都)|浅川]]を渡り、間もなく高幡不動駅に到着する。ここからは右手に[[京王電鉄]]の高幡不動駅を、左手に京王電鉄の[[高幡不動検車区]]が見渡せる。
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File:Tama-toshi-monorail CHUO EXPRESSWAY.PNG|[[中央自動車道]]を乗り越える
File:Tama-toshi-monorail-Tama-River.JPG|立日橋
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高幡不動駅で[[京王線]]・[[京王動物園線]]を乗り越えると[[東京都道41号稲城日野線]](川崎街道)と交差。ここから先は多摩丘陵に造成された住宅地を走っていく。左手に京王動物園線が並行すると程久保駅へ。さらに京王動物園線と共にカーブをうねりながら進むと次第に住宅は少なくなり、南を向き[[多摩動物公園]]を右下に見て多摩動物公園駅に到着。ここで都道([[神奈川県道・東京都道503号相模原立川線]])から分かれ左手に[[明星大学]]日野キャンパスを見ると唯一のトンネルである多摩丘陵トンネル(延長220m)を抜け東を向き[[八王子市]]へ入る。[[中央大学]]多摩キャンパスと明星大学日野キャンパスに挟まれるこの付近のみモノレールは地上を走り、中央大学・明星大学駅へ。再び高架になり坂を下ると[[東京都道20号府中相模原線]](野猿街道)と交差して大塚・帝京大学駅に到着。さらにその先で[[大栗川]]を渡ると南を向き松が谷駅へ。次第に谷が開け、手前に巨大商業施設が見えてくると右へカーブし南西を向く。[[京王相模原線]]・[[小田急多摩線]]を乗り越えると多摩センター駅に到着する。なお、高架の京王相模原線・小田急多摩線のさらに上を乗り越えるために、このすぐ北側の[[乞田川]]を渡る地点が地上高22mになっており、全線中で最も地上からの高さがある。
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File:Tama-toshi-monorail tunnel.PNG|正面に見えるのが多摩丘陵トンネル
File:多摩ニュータウンを走る多摩モノレール(松が谷駅付近)150604.JPG|松が谷駅付近を走る多摩モノレール
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== 歴史 ==
* [[1998年]]([[平成]]10年)[[11月27日]] - 上北台 - 立川北間開業<ref>{{Cite journal|和書 |journal = [[鉄道ジャーナル]] |date = 1999-2 |volume = 33 |issue = 2 |page = 93 |publisher = [[鉄道ジャーナル社]] }}</ref>。
* [[2000年]](平成12年)[[1月10日]] - 立川北 - 多摩センター間開業<ref>{{citeCite news |title=多摩モノレール延伸開業 |newspaper=[[交通新聞]] |publisher=交通新聞社 |date=2000-01-12 |page=1 }}</ref>。
* [[2012年]](平成24年)[[6月27日]] - 開業から13年7か月目で乗客が5億人を突破。モノレールでは日本国内最速となる<ref>{{Cite web |url=http://mainichi.jp/select/news/20120628mog00m010014000c.html |title=多摩都市モノレール:乗客5億人突破 開業から13年7カ月目、国内最速 |publisher=[[毎日新聞]] |date=2012-06-28 |accessdate=2012-06-28 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120701000536/http://mainichi.jp/select/news/20120628mog00m010014000c.html |archivedate=2012-7-1 |deadlinkdate=2017-9 }}</ref>。
 
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* ※:ステーションシンボル
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!駅番号
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|[[File:Tama Monorail Color 19.svg|24px]]
|[[上北台駅]]
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