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;{{Anchor|坂本 竜太|坂本 竜太}}(さかもと りょうた)
: [[声優|声]] - [[本郷奏多]]
: 本作の[[主人公]]。男性、22歳、B型、無職、東京在住。初期BIMタイプはタイマータイプ<ref>1巻第2話61項。</ref>。身長176センチメートル176cm
: 典型的な[[ニート]]。専門学校中退後、自室に閉じ引きこもり、ってオンラインゲームをプレイしに興じばかりいる[[ゲーム依存症|ネットゲーム廃人]]。コンビニ帰りに突如、見知らぬ男たちに連行されて南海の孤島に放り出され、爆弾を使ったサバイバルゲームを強要されることになった。
: 小学生の頃は、何事も人並み以上の成績を収められる秀才だったが、その矢先に出会ったネットゲームの世界に魅了されていく。一方、両親とは昔から折り合いが悪く、さらに高校時代の友人の恋愛絡みの裏切りなど、現実のごたごたから逃げるようにネットの世界に入り込み、そこでも優れていたためにプライドが肥大化。そして、現実に翻弄された彼は他人を見下し何事もすぐに投げ出してしまうようになってしまい、専門学校や仕事を直ぐに辞めては引きこもり、母親とも不仲になっていった<ref name="vol04tale024" />。そのため「消えて欲しい者」として指名された人物が連行されてこのゲームに参加させられているシステム<ref>3巻第17話。</ref>を知り、自分は母親に「消えて欲しい者」として指名されたと思うようになっていく。しかし、命がけの状況でも足をくじいた平を逃がすために1人戦ったり<ref name="vol02tale009">2巻第9話。</ref>、気絶したヒミコを背負って[[コモドオオトカゲ]]の群れから逃げたり<ref name="vol03tale019">3巻第19話。</ref>と他人を見捨てられない正義漢でもある。ヒミコや平との関係の中で様々な苦難や喪失を乗り越えていくうちに、人間的に大きく成長していく。
: 天才的なゲーマーであり、いくつものワールドレコードを叩き出している<ref name="vol04tale024">4巻第24話。</ref>。ネットゲーム「BTOOOM!」でも四つ星プレイヤーで日本人唯一の世界トップ10ランカーだった<ref name="vol01tale001">1巻第1話。</ref><ref>2巻第12話。</ref>。殺人ゲーム参加時、着ていた服の下に「BTOOOM!」の公式Tシャツを着用していた。
: 「ゲーム版BTOOOM!」の制作会社であるティラノスジャパンに知人が居る縁で「ゲーム版BTOOOM!」には[[デバッグ]]段階から参加していたことから、同社の人間の幾人かと顔見知りである<ref name="vol01tale005">1巻第5話。</ref>。ゲーム参加者を連行した飛行機内で「現実版BTOOOM!」の説明をした男を見知っていたと平清から伝えられたが、説明者に反抗したことで頭部に[[スタンガン]]で電撃を浴びせられており、その結果として機内での出来事は忘れてしまっていた<ref name="vol01tale005" />。
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; {{Anchor|ヒミコ|ヒミコ}}<ref name="ASEH03">BTOOOM!『ANOTHER SIDE EPISODE HIMIKO』第3話。</ref>
: 声 - [[三森すずこ]]
: 本作の[[ヒロイン]]。女性、15歳、B型、高校生、身長158センチメートル158cm、7月22日生まれ、3サイズ:B90(H):B90(H)/W58/H81H81cm、東京在住、初期BIMタイプはタイマータイプ。
: 本名は'''ヘミリア'''<ref>9巻20項。</ref>。金髪碧眼の容姿端麗な白人美女。当初はヒステリックな言動が目立ったが、本来はとても大人しい性格。日常的に護身用のスタンガンを持ち歩いているが、身体能力は低め。坂本に劣らぬゲーマーであり、「HIMIKO」というハンドルネームで「ゲーム版BTOOOM!」をプレイしている<ref name="vol04tale029">4巻第29話。</ref>
: 「ゲーム版BTOOOM!」ではHIMIKOの名前でプレイしている<ref name="vol04tale029">4巻第29話。</ref>。
: ゲーム開始当初に宮本雅志、近藤勇、明智光男の3人と言われるままにチームを組んだが仲違いにより宮本が近藤を殺害。全員分のBIMを持って共に逃げた明智に性交渉目的で襲われた結果、BIMによって明智を殺害することになった<ref name="ASEH01">BTOOOM!『ANOTHER SIDE EPISODE HIMIKO』第1話。</ref><ref name="ASEH02">BTOOOM!『ANOTHER SIDE EPISODE HIMIKO』第2話。</ref><ref name="ASEH03" />。[[強姦|レイプ]]されかけたことから男性を信用せず、特に男の体に強い拒否感をもち、レイプされるぐらいならば自殺することを選んでいる<ref>3巻第16話。</ref><ref name="ASEH03" />。そういった経緯から島にいる男全員を敵だと認識、坂本や平にも嫌悪感をあらわにし、当初は遭遇しても話もせずに逃げ出したり<ref name="vol01tale004">1巻第4話。</ref>、いきなり戦闘行動に訴えたり<ref>2巻第14話。</ref>しており、仲間になった後も積極的に近寄ろうとはしなかった。
: 高校ではミホ、アリサ、ユキと友人グループを組んでおり、特にミホと仲が良かった。ミホが先輩であった吉岡に好意を寄せていたことから、吉岡をミホ達に紹介するが、結果的にミホ達を吉岡とその仲間からのレイプ被害に遭わせてしまうことになり、ヒミコはそこから1人だけ逃げ出してしまう<ref name="ASEH02" />。そのせいでミホ達3人から恨まれ、「消えて欲しい者」として指名され「現実版BTOOOM!」に参加することになった。事件が公になったことで学校では完全に孤立し<ref>9巻19項。</ref>(アニメでは机に落書きされるなどより苛烈ないじめを受け、[[不登校]]になっていた)、ヒミコの父親もヒミコが1人で逃げ出したことを良くは思っておらず、学校でも家でも居場所がないと苦痛に感じていた。そんな中、「ゲーム版BTOOOM!」で出会ったプレイヤーのSAKAMOTOの優しさに触れ、彼を心の支えにするようになり、ゲーム内で結婚するまでの関係になる。彼の存在によりゲーム内に居心地の良さを感じるようになる。
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; {{Anchor|平 清|平 清}}(たいら きよし)
: 声 - [[大川透]]
: 男性、51歳、A型、不動産経営、大阪在住<ref>1巻第5話135項。</ref>、初期BIMタイプはホーミングタイプ<ref name="vol03tale020">3巻第20話。</ref>。身長164センチメートル164cm
: 関西弁を話す中年男性。坂本にとって最初の仲間。殺し合いに参加する気はなく、坂本にも仲間を増やして島から脱出することを提案している<ref name="vol01tale006">1巻第6話。</ref>。社会人として長くやってきたこともあってか知恵は働き根気もあり、坂本もそれに関心していたが、「ゲーム版BTOOOM!」はプレイしたことが無く、戦闘に関してはほとんど素人同然である。見捨てられたり1人で置いていかれたりすることを極端に恐れており<ref name="vol03tale020" /><ref name="vol04tale027">4巻第27話。</ref>、それが後に破滅をもたらす原因となる。
: 不動産屋「不動産のたいら」を一緒に経営する妻・昭子と息子・柚彦の3人家族で、家族関係は良好だった。中年太りをしているが、学生時代は元陸上部だった。ヤクザからの借金があり、仕事では法律の網目を抜けるようなぎりぎりの行為をしており、客と盛大にもめることもあったことから、誰から「消えて欲しい者」と指名されてもおかしくないと思っている<ref name="vol03tale019" />。仲間を増やすことを提案したが、他人を信用せず敵を作らず心を許さない生き方を信条としていた。しかし、坂本に命がけで助けられたことから、自分も体を張って仲間を守ろうという意識を強く持つようになった<ref name="vol03tale020" />。坂本にとって初めての仲間であることもあり、数少ない信頼できる人物となる。ヒミコや織田と並び、坂本に大きな影響を与えた人物。坂本にとってはこれまでの人生でないがしろにしてきた「大人」の象徴的存在であり、その責任を取るためにも彼を本気で救おうとしていた。
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; {{Anchor|吉良 康介|吉良 康介}}(きら こうすけ)
: 声 - [[沢城みゆき]]
: 男性、14歳、AB型、中学生、東京在住、初期BIMタイプは爆縮タイプ<ref name="vol02p005">2巻005項。</ref>。「ゲーム版BTOOOM!」のプレイヤー。身長158センチメートル158cm
: 中性的な顔立ちの美少年。五芒星がプリントされたパーカーを着ており、普段は無邪気な言動を用いるが、その本質は一般社会の倫理を平気で無視し、弱肉強食という発想においてしか行動できない病的な性格。「BTOOOM!」に関しては自信を持っており<ref name="vol02tale009" />、三つ星プレイヤー以上の技術を持っている<ref>2巻第10話。</ref>。幼少から父親である吉良義久により[[児童虐待]]を受けていたが、父親に自分の意志をぶつけることができずにいた。父親から逃れるために家を飛び出すも金に困ってひったくりをしていたが、次第に行為はエスカレートし、3人の女性を殺害([[屍姦]]描写もある)したところで逮捕された。その後の裁判で極刑を求刑されたが、精神鑑定の結果によって一審で著しく減刑となり、裁判は継続中である<ref>2巻第8話。</ref>。
: 島には父親の吉良義久と担当弁護士の夏目総一と共に送られた。島でも変わらず暴力を加えてくる父親に怯えていたが、父親への反撃を決意し、BIMで殺してしまう。父親の暴力から解放されたため、これ以降、生き生きとした表情に変わり、殺し合いゲームに積極的に参加し楽しむようになる。交戦した坂本を一度は錯乱させるほど追い詰めるが、そのことで「ゲームと現実の区別を失い」本来の実力を出すことになった彼に負ける。木に拘束されBIMと食糧を奪われた後、坂本が日本人唯一の世界ランカーである「SAKAMOTO」であることに気付き、プレイヤーとして敬意を抱くと同時に好敵手として命を狙い続けている。
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; {{Anchor|織田 信隆|織田 信隆}}(おだ のぶたか)
: 声 - [[中村悠一]]
: 男性、22歳、AB型、飲食店経営、東京在住、初期BIMタイプはリモコンタイプ<ref>7巻5項。</ref>。身長180センチメートル180cm
: 坂本の元親友。パーマをかけた長髪にサングラスが特徴。優れた頭脳と高い身体能力を持ち、一か八かの駆け引きにも大胆に挑む行動力とそれを成功させる勝負強さを持つ。トランクを囮にした罠を仕掛けることが多く、他のプレイヤーを躊躇なく殺している<ref group="注">坂本と最初に戦った時点で4つのチップを持っており、クラッカー式・烈火ガス式・フレイム式と多彩なBIMを所持している。</ref>。
: 坂本とは高校時代、同じ母子家庭ということもあってか、不思議と気楽に話し合える友人だった。
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; 今川 義明(いまがわ よしあき)
: 声 - [[奈良徹]]
: 男性、24歳、O型、無職、神奈川在住、初期BIMタイプはクラッカータイプ<ref>1巻第3話89項。</ref>。身長185センチメートル185cm
: 坂本が最初に出会った参加者。短い金髪に袖無しの軍用コートを着たチンピラ風の青年。[[薬物依存症|ジャンキー]]で、ゲーム参加前には街で不良仲間達と一緒に恐喝を繰り返していた。BIMの使い方も知らず戦う気もない坂本を一方的に攻めるも、深追いしたところを坂本が仕掛けたタイマー式のBIMにより爆殺された。坂本との遭遇時、クラッカー式BIMが入ったポーチを2個所持していた。後に坂本は彼のチップを取りに行くがその時にはチップは既に何者かに奪われていて、後に上杉に回収されていたことが判明する。
; 北条 美沙子(ほうじょう みさこ)
: 声 - [[藤堂真衣]]
: 女性、25歳。フリーター。身長170センチメートル170cm。初期BIMタイプはクラッカータイプ。
: 日本人と[[コロンビア人]]親を持つハーフ肌が浅黒く黒人風のファッションをしている。島に落とされたトランク(食料の救援物資)を手に入れようとした際、織田があらかじめ仕掛けていたリモコンタイプのBIMによる罠に引っかかり死亡する。後に、織田と共に行動していたことが判明する。
; 吉良 義久(きら よしひさ)
: 声 - [[江川央生]]
: 男性、44歳、A型、トラック運転手、東京在住、初期BIMタイプはクラッカータイプ<ref name="vol02p005" />。身長175センチメートル175cm
: 吉良康介の父親。息子以上に自己中心的で粗暴な男。息子である康介を自分の都合の良いように扱い、少しでも気に入らないことがあるとすぐに暴力を振るうことが日常化していた。康介に歪んだ人間性を植えつけた張本人。康介が起こした事件でも息子に責任を押し付けて全く反省せず、自分に降り掛かってきた厄介事としか考えていなかった。島でも康介のBIMで手に入れた食糧を独り占めして康介や夏目をいいなりにしようとするなど自己中心性は相変わらずだったが、その人間性に落胆し抵抗を決意した康介にBIMで殺害されるという最期を遂げた。
; 夏目 総一(なつめ そういち)
: 声 - [[二又一成]]
: 男性、52歳、A型、神奈川在住、初期BIMタイプはタイマータイプ<ref name="vol02p005" />。身長161センチメートル161cm
: 吉良康介の裁判を担当し、減刑判決にした[[弁護士]]。アニメでは刑事から「温情派のやり手」と評され、その弁護ぶりを「目立ちたがり」と吐き捨てられていた。島に送り込まれた当初は父親にしたいようにされている康介に父親に反抗するように説得する一見善良そうな面が見られたが、実際の性格は非常に臆病で錯乱しやすく、結果として父親を殺すことになった康介を罵倒して逃げ出し、その後、宮本雅志と仲間を組むことになる。戦いの中で宮本から譲ってもらった興奮系のドラッグに依存してしまい、異常な精神状態で坂本に襲い掛かる。最後は宮本が仕掛けていたBIMを利用され死亡した。
; 宮本 雅志(みやもと まさし)
: 声 - [[黒田崇矢]]
: 男性、38歳、A型、元[[自衛官]]・軍事ライター、東京在住、初期BIMタイプはクラッカータイプ<ref>4巻第25話53項。</ref><ref name="vol05p037">5巻37項。</ref>。身長184センチメートル184cm
: ヒミコが最初に出会った参加者の1人。島に来た当初に出会った近藤、明智、ヒミコの3人とチームを組んだが、食料の分配で近藤と口論になり殺害し<ref name="ASEH01" />、そのためヒミコと明智に不信感をもたれBIMと食料を盗まれることになる<ref name="ASEH02" /><ref name="ASEH03" />。ヒミコにBIMを盗まれたためもあったが、詳細の分からないBIMやレーダーを使おうとせず[[ランボーナイフ]]や自分の技術を使って敵を倒そうとする。屈強な肉体を持ち、レンジャーの訓練を受けたことや[[フランス外人部隊]]に身を置いたこともあり<ref>4巻第26話。</ref>、足跡などを追ってレーダーなしで相手を追跡でき、ドアにクラッカー式のBIMを応用したトラップを張るなど、坂本のようなゲームの技術を応用した戦闘術ではなく、現実の戦闘術のプロ。主催者の見立てではゲームクリアの最有力候補<ref name="vol04tale031">4巻第31話。</ref>。加虐的な性向で、若い女性を生きたまま皮を剥ぐなどの行為に興味を持っていた<ref name="vol04tale027" />。
: ヒミコ達と別れた後は夏目と一緒に行動し、ヒミコを奪還しに来た坂本と[[一騎討ち]]を挑み、圧倒的な力で彼をねじ伏せるがヒミコの気転により烈火ガスを浴びてしまう。全身が焼け爛れるものの執念で坂本達を追跡し、ガスが充満する地下に道連れにしようとするが夏目のタイマー式のBIMを利用され死亡した。
: 坂本のゲームを脱出しようという計画は一笑に付し、「まともな奴ほどゲームに参加しているはず」と切り捨てた。彼の言葉通りに彼と夏目を殺害してしまった坂本は、「奴の心に負けた」と涙を流して自分の行動を悔やんだ。
; 近藤 勇(こんどう いさむ)
: 声 - [[櫛田泰道]]
: 男性、40歳、A型、中学教師、東京在住、初期BIMタイプはクラッカータイプ<ref name="vol05p037" />。身長171センチメートル171cm
: ヒミコが最初に出会った参加者の1人。柔道六段(アニメ版では四段)。正義感が強く殺し合いのゲームを拒否していたが、口うるさい性分のために宮本の怒りに触れて、ナイフで殺されてしまう<ref name="ASEH01" />。
; 明智 光男(あけち みつお)
: 声 - [[間宮康弘]]
: 男性、18歳、O型、無職、埼玉在住、初期BIMタイプは烈火ガスタイプ<ref name="vol05p037" />。身長179センチメートル179cm
: ヒミコが最初に出会った参加者の1人。肥満体型で重度のマザコン。宮本から逃げ出した当初はヒミコに親切にしていたが、後にヒミコと口論になり殴られたのを機に豹変する。女性に偏見を持ち、自分の好きな女性を襲った時に抵抗しなかったことから「嫌がられていない」と勘違いしてレイプする事件を起こしており、同じ理屈でヒミコを拘束してレイプしようとする<ref name="ASEH03" />。
: 最終的にヒミコが投げたBIMの爆発に巻き込まれ、崖から転落死した<ref name="ASEH03" />。
; 木下 秀美(きのした ひでみ)
: 声 - [[日笠陽子]]
: 女性、19歳、A型、フリーター、群馬在住、初期BIMタイプはタイマータイプ<ref>7巻55項。</ref>。身長166センチメートル166cm
: 派手な出で立ちをした今時のギャル<ref group="注">額が開いた髪型をしており、行動を共にしていた織田からは「デコ」と呼ばれていた。</ref>。勝気で自己主張の強い性格。格闘技の心得があり、鍛え抜かれた肉体から繰り出される蹴り技や関節技を使いこなす。
: の世界で、高校時代から[[読者モデル]]をするなどして大勢の友達に囲まれ充実した人生を送っていたが、サッカーの日本代表候補だった彼氏が怪我で選手生命が絶たれたことをきっかけに別れてしまい、その後は今まで通り人生を楽しんでいたものの、そのことを[[ブログ]]に書き綴ってしまいかつての彼氏が絶望のあまり自殺。彼の葬儀で「秀美が追い込んだ」と、一転して周囲から白眼視されるようになる。
: 織田の前は柿本と行動を共にしていたが、トカゲの群れに追われた際、柿本を岩山の上から突き落とし、集まってきたトカゲをタイマー式のBIMで瀕死の柿本と共に吹き飛ばす。織田と組んだ後、遭遇したヒミコと格闘戦をし、あっという間にヒミコを追い詰めるが伊達が投げ込んだリモコン式のBIMによる爆撃によって彼女を離して逃亡する。その後、坂本の脱出計画に賛同、織田と決別し坂本達の仲間となる。奪取したヘリの中で己の罪と向き合う決意をするが、ヘリのパイロットに隙を突かれて頭部を撃ち抜かれ、致命傷を負う。かろうじて息のある彼女を助けようとする坂本の姿に死んだ恋人の姿を幻視し、彼を助けるためにBIMを起動、ヘリのパイロットを道連れに死亡した。
: 前述の理由のため、トカゲに良い思い出がなく、柿本から奪ったクラッカー式のBIMはすべてトカゲを殺すために使用してしまった。
; 柿本 人志(かきもと ひとし)
: 声 - [[間島淳司]]
: 男性、27歳。会社員風の身なり。初期BIMはクラッカータイプ
: サラリーマン風の身なりをした優男。木下と行動を共にしていたが、トカゲの群れに追われた際、BIMを使いトカゲを殺そうとするも、自分が投げたクラッカー式のBIMの爆発により吹き飛んだ石で顔を負傷する。その後、木下に安全地帯であった岩山の上から突き落とされ、トカゲに襲われ死亡。
; 伊達 政人(だて まさひと)
: 声 - [[成田剣]]
: 男性、40歳、AB型、医師、千葉在住、初期BIMタイプはリモコンタイプ。<ref>6巻5項。</ref>。身長187センチメートル。前回のゲームをクリアし2度目のゲーム参加となる187cm
: 前回のゲームにおける唯一の脱出者。一見誠実そうだが、本質的には打算的であらゆる人間を見下し、自分の保身のことしか考えていない性格。同じ病院に勤務する看護師の村崎にカルテの改ざん等をやらせたうえ、手術ミスの責任を全て押し付けた過去を持つ。島で再会した村崎と協力してゲームを進めるが、チップが6枚集まったところで村崎を裏切り、1人だけゲームクリアとなった。
: 今回のゲームにおいても、単独プレイは不利であることを十分に理解しており、宮本との戦闘で負傷した平の手当てを行うことで、坂本達の信頼を得て行動を共にする。だが、あまり利用価値がないとわかると罠を仕掛け、坂本とヒミコを殺そうとするが、ヒミコに不信感を抱かれていたことや、島で生き延びていた村崎の介入もあり、坂本を殺しそこね、逆に仕掛けていた罠のBIMの位置を坂本に変えられていたことで、自分のBIMの爆発で負傷する。坂本にさえ「殺すしかない」と見放され、その生死は村崎に委ねられたが、伊達への思いを捨てきれなかった彼女によって殺害は免れ、手当をされ生きながらえる。その後、坂本達の脱出作戦に協力するが、自分の保身のみを考えて土壇場で裏切りを繰り返し、坂本達が集めたチップを全て使い最初のゲームクリアを達成するが、最後は逆上した若本に射殺される。
: 前回のゲーム終了時には自分に人殺しをさせた鷹嘴に激怒して殴りかかるなどしていたが、その後は殺人を繰り返したことから医者としてのモチベーションを失い、相談した同じ医者仲間からは罵倒された挙句見捨てられて、ゲームクリアによる多額の報酬で欲に溺れる生活であった。しかし内心ではそのような生活にウンザリしており、どこかで自分を変えるチャンスがないかと願っていた。
; 岩倉 智明(いわくら ともあき)
: 声 - [[坂本くんぺい]]
: 男性、49歳、O型、漁師、愛知在住、初期BIMはフレイムタイプ<ref>Blu-ray/DVD5巻ブックレット。</ref>
: 半袖を着た浅黒い肌の男。坂本との戦いでBIMを失った吉良と行動を共にする。吉良のことはいけすかないと思いつつも読みの良さから戦力として認めているが、吉良からはバカな大人と思われている。文句を言いながらも吉良に言われるがまま所持するフレイム式のBIMで坂本と織田を攻撃するが、2人が流れ着いた浜辺で織田が仕掛けたリモコン式に引っかかり死亡する。
; 樋口 葉子(ひぐち ようこ)
: 女性、20歳、A型、女優業、神奈川在住、初期BIMは烈火ガスタイプ。身長165cm。
: 女性、20歳、A型、女優業、神奈川在住、初期BIMは烈火ガスタイプ。身長165センチメートル。東郷とチームを組む1人。「一葉」という芸名で[[アダルトビデオ]]に出演していて淫猥な雰囲気を出しているが、本人曰く男性にはこだわりがある模様。勘が鋭く、他人の嘘を見破れる。東郷が吉良を助けに行った後、上杉と待機していた所を坂本が奇襲、坂本に上杉と共にBIMを奪われてしまう。その後、東郷にBIMを分けてもらい、織田と交戦。東郷に守られながら絶体絶命のピンチになるが、康介に助けられる。だが、鷹觜による新ルール発表により状況は一変、東郷グループを離脱する。その後、単独で織田に挑み、道連れに死のうとするが、しくじり織田に拘束されてしまうも、ドローンの突然の襲撃に遭い、逃げることに成功する。吉良達と合流を果たし、東郷の死に悲しみにくれる中、吉良の暴走を止めようとするが、ヘリでスタンガンの一撃から忘れてた、唯一自分を理解してくれたアイドルとのいざこざに巻き込まれ島に来た理由を思い出し、そのアイドルの霊が乗り移った康介にそそのかされる形で死を受け入れて、康介に鋭利な刃物で刺され殺されてしまう。
; 楠 重雅(くすのき しげまさ)
: 男性、46歳、A型、会社役員、静岡在住、初期BIMはホーミングタイプ。身長180センチメートル180cm
: 中年太りした眼鏡の男。東郷とチームを組む1人。吉良曰く「一番トロくてカモ」。レーダーが使えなくなり、一旦皆と合流しようとした所を吉良に狙われ、爆縮式のBIMを付けられ、そのままなす術もなく死亡する。
; 上杉 謙也(うえすぎ けんや)
: 男性、26歳、AB型、会社員、東京在住、初期BIMはクラッカータイプ。身長173cm。
: 男性、26歳、AB型、会社員、東京在住、初期BIMはクラッカータイプ。身長173センチメートル。東郷とチームを組む1人。今風の軽そうな雰囲気で、吉良にも怯えるあまり簡単に騙されてしまう。AV女優としてのファンだった樋口に性的魅力を感じているが、「強い男が好き」という理由で相手にされていない。東郷が吉良を助けに行った後、坂本の奇襲を受け、負傷。その後、新ルール発表により状況が一変してから、東郷グループから離脱。ヒミコに遭遇し、襲いかかるも返り討ちに遭い、BIMを奪われる。合流した坂本に一度殺されそうになるが、ヒミコの提案で「奴隷」という形で行動を共にすることとなった。吉岡側についたり、康介にBIMをあっさり渡してしまったりと、小心者で日和見な面が目立つが、ドローンの襲撃の際には、輝夜を身を挺して守ったりと、根っからの悪人ではない。島に来る前は、役者志望の青年だったが、損な役回りしかやらせてもらえず、挙句の果てには、振り込み詐欺に手を染めるなど、子悪党擬いな事をして島に送られて来たとされる。
; 東郷 平太郎(とうごう へいたろう)
: 男性、45歳、A型、無職、鹿児島在住、初期BIMはバリアタイプで、他にタイマータイプとホーミングタイプも所持。身長170センチメートル170cm
: 飛行機内で32人のプレイヤーが乗っているのを確認し、最大で4人がゲームをクリアできると気づき、3人の仲間と手を組み4人でのクリアを目指す。リーダーとしての資質に優れていて、レーダーとジェスチャーを組み合わせて連携プレーを行う戦法で勝ち残ってきた。坂本から2個のBIMを奪い返した吉良と遭遇して交戦、仲間の1人である楠を殺されながらも吉良を確保する。自らをある程度追い込んでいった吉良の能力を認め、戦力として仲間に加えることにする。「強い男」が好きな樋口に気に入られたが、[[勃起不全]]であることを理由に相手ができない。元警察官だったらしいが、樋口如く「色々あって辞めた」とのこと。
: 独断専行により窮地に陥った吉良を助けるために坂本と交戦、ゲームは素人ながらも坂本をして「強敵」と言わしめる技量と機転を見せた。吉良の行動により上杉が負傷、BIMも奪われるという散々な状態に陥ったが「殴って解決できた人間関係など私の人生では一切存在しない」と制裁に怯える吉良に誠実に接する。
:その後、自らのBIMを吉良達に分けて、織田と交戦。織田にBIM不足という欠点を見抜かれ、樋口を守りながら絶体絶命のピンチに追い込まれるが、BIMを手に入れた吉良に助けられる。だが、鷹觜による新ルール発表により状況は一変、樋口と上杉が次々と離脱してしまう。吉良と二人で今度は坂本と交戦するが、自らのミスで吉良を窮地に追い込み、捨て身の行動で、命からがら吉良の救出に成功する。吉良が薬を取りに行っている間に、吉岡と遭遇。酒を飲んだことによって一時的に、回復して吉岡と交戦。輝夜の加護によってレーダーに反応しない吉岡相手に互角に戦う。輝夜を逃がした後、銃弾を食らい満身創痍になりながら吉岡を追いつめるも力尽きてしまい、道連れにしようと烈火ガスを使おうとするが射殺される。
: 元は[[特殊部隊]]に所属していたが、爆弾魔との銃撃戦で多数の部下が死傷したため責任を取って退職。その後妻と子供に逃げられ、酒に溺れる日々だったという。
; 輝夜(かぐや)
: 女性、11歳、AB型、小学生、東京在住、初期BIMはバリアタイプ。
: 女性、11歳、AB型、小学生、東京在住、初期BIMはバリアタイプ今ゲームにおける最年少参加者。脱出計画に失敗し、命からがら岸に辿り着いた坂本の目の前に現れた幼女。「聖域」と呼ばれる集落で助けを待つメンバーの1人。宗教団体「月の光教」の教祖様であり、霊を視認できる。喋れないため、意思疎通はポシェットに入ったタブレット端末で行う。聖域での戦いの中盤、寂しさのあまり坂本の手錠を自らの手首にもつけてしまい、聖域での死闘が終わるまで坂本と二人一組となった。その後、蘇我に坂本がもう戻っては来ないことを伝え、自分は何かにもがき苦しみ倒れしまい、たまたま吉良に拾われ新たなメンバーとなる。だが織田に拘束された樋口を、助けに行こうにも、定員オーバーという難題に苦しむ東郷に対して、東郷の過去の過ちを霊で通じて救い、東郷との新たな信徒関係となる。
; 柳田 幹雄(やなぎだ みきお)
: 男性、18歳、A型、高校生、静岡在住、初期BIMはフレイムタイプ。
: 男性、18歳、A型、高校生、静岡在住、初期BIMはフレイムタイプ。眼鏡をかけ[[バイザー#サンバイザー|サンバイザー]]を着けた少年。いつもビデオカメラで動画を撮っているため、トリオと呼ばれている。「聖域」と呼ばれる集落で助けを待つメンバーの1人。自己主張をしてばかりの聖域のメンバーを信用しておらず、後から来た坂本と組まないかと持ち掛ける。何者かによる奇襲後、サンバイザーと眼鏡を着用した焼死体が発見される。彼こそが真犯人であり、莫大なクリア報酬目当てに前回のリアルBTOOOM生還者から情報を貰い、自らの意志でこの島に来たことが後に判明する。小野を絞殺した後、天草の遺体を自分に仕立て、その遺体を坂本に見せることで坂本を惑わせ、その裏で暗躍していた。天草達から手に入れた圧倒的なBIMの数で坂本達を追い詰めるが、最後は死んだと思っていた曾我にホーミング式を放たれて負傷、トカゲの餌となって死亡する。
: また死の直前、金持ちに嫁いだ後妻の連れ子だったが、その後妻がすぐに亡くなったことにより家庭内で疎外感を抱いているという境遇が明かされた。
; 天草 斗士郎(あまくさ としろう)
: 男性、48歳、A型、宗教団体役員、東京在住、初期BIMはホーミングタイプ。
: 男性、48歳、A型、宗教団体役員、東京在住、初期BIMはホーミングタイプ。ジャケットを着た男性。宗教団体「月の光教」の幹部。「聖域」と呼ばれる集落で助けを待つメンバーのリーダー的存在。輝夜を人類の宝であると崇め、彼女に絶対的な忠誠を誓っている。普段は温厚で紳士的な態度だが、輝夜のことになると人格が変わり、坂本に小野殺しの犯人と疑われた際には「全員殺した後、最後に自決して7つ目のチップを輝夜に渡す」とまで言い放った。「聖域」で2人目の死体が発見された際に行方不明になり、焼死体の近くに落ちていたカメラに残された映像から坂本には殺害犯と判断される。実際には、トリオによってリモコンタイプのBIMにやられ、彼の衣装を着せられフレイムタイプのBIMで焼却されていたことが判明。その際、トリオに対して呪詛を唱え、輝夜のことを最後まで想いながら死亡する。
; 蘇我 ひかる(そが ひかる)
: 男性、25歳、O型、フリーター、埼玉在住、初期BIMはクラッカータイプ。
: 男性、25歳、O型、フリーター、埼玉在住、初期BIMはクラッカータイプ。ニット帽をかぶった青年。「聖域」と呼ばれる集落で助けを待つメンバーの1人。本土ではストリートダンサーをしていただけあって身体能力は高く、聖域の近くに落ちたトランクを先陣をきって手に入れていた。頭に血が上りやすく、すぐに手が出てしまう単純な性格。集団が混乱した際、坂本と一戦交えるが、坂本のレーダー相殺によって軽く捻られる。その後、坂本達と共闘してトリオと果敢に戦い、輝夜以外唯一の聖域生還者となった。仲間と親に好きなように利用された過去を持ち、坂本とのほんのすれ違いにより裏切りにあったと錯覚、そして自分のためだけに戦うことを決意。半場自暴自棄になりながら吉良達と交戦するが、敵だと思った坂本が仕掛けたタイマー式BIMによって死亡。このことが原因で、坂本は一時的に精神的ショックによる現実逃避をするようになった。
; 柴田 勝利(しばた かつとし)
: 男性、55歳、O型、国会議員、宮崎在住、初期BIMはクラッカータイプ。
: 頭の禿げた男性。「聖域」と呼ばれる集落で助けを待つメンバーの1人。現職の国会議員だが、汚職事件で騒がれていた。無責任な性格。トリオのリモコンタイプのBIMによって死亡。
; 清 少子(きよし しょうこ)
: 女性、28歳、A型、主婦、神奈川在住、初期BIMはタイマータイプ。小柄な女性。「聖域」と呼ばれる集落で助けを待つメンバーの1人。思ったことをすぐに口に出し、自分だけが損をすることが許せないワガママな性格。用心深さが幸いして、一足先にトリオと果敢に戦うがBIMの底が尽き、トリオのホーミング式によって死亡する
: 小柄な女性。「聖域」と呼ばれる集落で助けを待つメンバーの1人。プレイヤーたちの中でも利己的な発言が目立ち、その点が災いしてゲームに参加させられた模様。一方、トリオの裏切りに感づくなど用心深い一面もある。
: トリオの襲撃後、真っ先に彼と戦うがBIMの差で敗北。最期はホーミング式によって死亡する。
; 小野 マチコ(おの マチコ)
: 女性、80歳、A型、無職、兵庫在住、初期BIMはリモコンタイプ
: 今ゲームにおける最年長参加者。痴呆症の老婆。そのため、く「介護に疲れて厄介払いで指名された」とのこと。「聖域」と呼ばれる集落で助けを待つメンバーの1人。坂本は彼女に「辰兄さん」と勘違いされ、気に入られた。坂本加入後に、トリオによって背後から絞殺されてしまう。
; 沖田 総介(おきた そうすけ)
: 男性、23歳、A型、東京在住、飲食店店長、化粧をしたオカマ風の青年。初期BIMタイプはクラッカータイプ
: 化粧をしたオカマ風の青年。リーダー的素質を持ち人心掌握に長け、北条と春日からは「姉さん」として慕われていた。
: 少年時代は織田がかつて所属していた不良グループの元メンバーであり、グループもやめてホストになり母親を支える彼に「捨てられた」という気持ちを強く抱いていた。後に、自分達を裏切った織田と交戦するが、リモコン式BIMによって殺害される。
; 春日 つぼね (かすが つぼね)
: 女性、19歳、A型、宮城在住、大学生、初期BIMタイプは烈火ガスタイプ。
: 幼い容姿でとあるバンドのファン。沖田と共に織田と一緒に行動していたが、物質を気に北条とは折り合いが悪くなる。
: 織田によって北条、沖田が殺害され、パニックに陥りながら烈火ガスタイプBIMで反撃するが、風向きによってガスが自分の方向にきてしまい、窒息死してしまう。
; 大久保 頼道(おおくぼ よりみち)
: 男性、54歳、会社員、初期BIMタイプはクラッカータイプ。
: 壮年だが高校時代は野球部でピッチャーをしており、コントロールが良い。今川と手を組んで織田、沖田達と交戦したが織田の策略により戦闘不能の重傷を負い、その後今川によって岩で撲殺される。
; 与謝野 昭代(よさの しょうだい)
: 女性、69歳、初期BIMタイプはホーミングタイプ。
: 初日は東郷達と行動していた。大人しそうな老人の姿とは裏腹にこれまで他人を信用できない人生を送り、口の軽い運営のメンバーからゲームに勝利できれば多額の金を貰えると聞いて金目当てで勝利を画策。吉岡をホーミング式で殺そうとして海に突き落とし、嘘をついて東郷をも殺そうとしたが、樋口によってウソがばれて本性が露になり東郷達と交戦。バリア式を使われ攻撃出来なくなったスキに東郷に殴り殺される。
; 吉岡 清志郎(よしおか せいしろう)
: 声 - [[岩崎洋介]]
: 男性、21歳、A型、アーティスト、初期BIMタイプはタイマータイプ。
: 男性、21歳、A型、アーティスト、初期BIMタイプはタイマータイプ。人気バンド「ジャッジメントフラッシュ」のメンバー。ヒミコの幼馴染。表向きは穏やかで礼儀正しい性格を装っているが、その本性は残忍でヒミコが指名される原因を作った人物。ヒミコに頼まれ自宅に招いたミホ達に薬を飲ませ、バンドメンバー全員でレイプし、遅れてやって来たヒミコも同じように犯そうとするが逃げられ、彼女の通報により事件は公となり逮捕された。結果的にバンドも解散し、ネット上で批判に遭い指名された(しかし当の吉岡は、「自分の人生を破滅させた」とヒミコに逆恨みする言動を取っていた)。初日は東郷達と行動していたが、与謝野に襲撃され、ホーミング式を食らい死にかける。一度仮死状態になったため、チップが外れた状態で息を吹き返し奇跡的生還を果たす。ヒミコを拘束した後、輝夜と東郷に遭遇し交戦。苦戦を強いられるが、最後は東郷を射殺する。自分の隠れ家にヒミコとともに身を潜み、坂本を裏切った上杉と組んで、坂本にヒミコに対して性行為を強要させ、屈服させようとするが、ヒミコの頑張りによって自我を取り戻した坂本にしらけ、殺そうとするが、敵の襲撃に遭い条件付きで坂本だけを開放する。戦いのさなかゲーム中止の放送が流れるが、レーダーが壊れている自身には全く聞こえず、プレイヤーを殺さずに生かした坂本に腹を立てて、今いるプレイヤーを殺そうとするが、ヒミコの機転でスキを突かれ坂本のBIMを喰らって行方不明になる。との後も、しぶとく生き残り、立てこもっていたヒミコに襲い掛かるが、ドローンの襲撃によって体を真っ二つにされて今度こそ死亡する。
:チップとBIMは東郷に取られたため、浜辺の兵士の死体から拾った[[H&K MP5#サブマシンガン|サブマシンガン]]を使う。(吉岡曰く「BIMが使えない、自分への神からのギフト」)
 
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; 鷹嘴(たかのはし)
: 声 - [[高橋名人]]
: 男性。45歳、AB型、ゲームプランナー、北海道在住<ref name="vol05p005" />。
: 帽子をかぶった中年太りした男。飛行機内での説明で名前は告げているが、平は憶えられなかった<ref name="vol01tale005" />。「ゲーム版BTOOOM!」開発の中心的人物で、「現実版BTOOOM!」の主催者の1人でもある<ref name="vol05p005" />。
: 若き日の高橋名人がモデルであり、アニメではモデルとなった本人が声を務めている。
; 飯田 恒明(いいだ つねあき)
: 声 - [[浅科准平]]
: 男性、24歳、A型、ゲームプログラマー、東京在住<ref name="vol05p005">5巻5項。</ref>。
: 坂本の学生時代の先輩で、ティラノスジャパンの開発[[プログラマー]]。「ゲーム版BTOOOM!」の開発スタッフであり、「現実版BTOOOM!」でも統括的な立場に関わっている<ref name="vol05p005" />。
: 坂本のゲームの才能を認めつつもクリエイターとしての能力の無さに気付いており、彼がティラノスジャパンに入社することをやんわりと受け流していたが、ゲームに参加した坂本を気にかけており、坂本の生死に一喜一憂する場面があった。ゲーム中にゲームを統括しているメインコンピューターが故障、修理のために若本と一緒に島へとやってきて、坂本に内部からゲームを終わらせることを託す。ヘリでのジャック失敗によって、鷹嘴に感づかれ危ない立場になった所を、中岡と久信の訪問によって状況は変わり、協力を承諾する。
: 坂本の入社可能性がないことや坂本が抱える家庭の事情などは全て把握している。そのうえで坂本個人の事情より世界の事情を優先するよう促すなど、坂本の身を案じているように見えて実際は計画を崩壊させるための駒を失うことを恐れているに過ぎない。坂本の自分への信頼を利用し親身になっているふりをしつつ実際はそこまで思い入れはない。