「ドムドムハンバーガー」の版間の差分

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[[ダイエー]]とアメリカの[[マクドナルド]]は双方の出資による[[合弁会社]]を設立し、日本での事業展開を計画していた。しかし、合弁会社の資本比率で米マクドナルド側が50%ずつを主張したのに対し、ダイエー側(特に創業者である[[中内功]])は主導権を握れる51%以上を主張したため、この計画は破算となった。そこでダイエーは、独自の研究下で[[ハンバーガーチェーン]]を展開することとなった。こうして生まれたのがドムドムハンバーガーである。
 
[[1970年]]2月に[[東京都]][[町田市]]のダイエー原町田店([[大創産業|ダイソー]]ギガ町田店・[[グルメシティ]]町田店を経て解体、現在はオンエー町田店)前に日本初のハンバーガーショップを出店する(のち[[トポス (ディスカウントストア)|トポス]]町田店閉店の際にともに閉店)。このために'''株式会社ドムドム'''が設立された。
 
[[1980年]]に、親会社であったダイエーがアメリカの大手ハンバーガーチェーンである[[ウェンディーズ]]と[[フランチャイズ]]契約を結んだ際、ウェンディーズ側は「20年以内に100店舗以上、ウェンディーズを出店」することをダイエー側に要求したため、ダイエー側はダイエー内に入居しているドムドムハンバーガーをウェンディーズに転換することで対応した。そのため、'''株式会社ドムドム'''は社名を改名し、'''株式会社ウェンコ・ジャパン'''に変更した(ちなみにWenco Japan とは、Wendy's corporation Japanを略したもので、詳しくは[[ウェンディーズ]]を参照)。これにより、ドムドムハンバーガーは店舗数を減らすこととなる。これ以降、社内にはドムドム事業本部とウェンディーズ事業本部が並行しておかれ、[[フランチャイザー]]でありながら[[フランチャイジー]]でもあるという、あまり例のない業態の会社となる。