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ソフトウェアは設計・開発するものであって、「製造」するものではない。
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Delphiは[[Microsoft Windows|Windows]]、[[macOS]]、[[iOS (アップル)|iOS]]、[[Android]]向けアプリケーションを開発するための[[統合開発環境]] (IDE) である。
 
「コンポーネント」 と呼ばれるソフトウェア部品を 「[[フォーム]]」 や 「データモジュール」 に貼り付ける手法により、[[ユーザインタフェース]]やアプリケーションロジックの設計を視覚的に行え、ソフトウェアの開発を迅速に行える。またコンポーネント自体も Delphi で開発可能であり、その開発環境自身も利用者(開発者)のニーズに従って拡張可能である。[[コンポーネント指向プログラミング]]を体現した開発環境といえる。<!--
 
Delphi は[[コンパイラ#ワンパスとマルチパス|ワンパス]]でコンパイルできる文法を採用しており、プログラムのコンパイル速度は[[Microsoft Visual C++|Visual C++]]などの他のソフトウェア開発製品に比べ群を抜いて速く、[[インタプリタ]]に近い使い勝手を与えている。これは[[Object Pascal]]が受け継いでいる[[Pascal]]の構文法に由来し、Delphiの前身である[[Turbo Pascal]]から続く伝統的性質である。
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Delphiのように拡張された言語に、本来のPascalの単純さに由来する性質を主張するのは無理がある。ましてやワンパスでのコンパイルという主張は、ろくな最適化が不可能ということを意味していて、1980年代のTurbo Pascalについてならともかく、Delphiについてそれは不当。Microsoftの統合環境に比べてDelphiの統合環境が快適というのは、その対象言語の設計によるものではなく、統合環境の設計と実装の手腕によるものと見るべき。
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Delphiで使われるコンポーネントのフレームワークには 「[[Visual Component Library]] (VCL)」、「Component Library for Cross-Platform (CLX)」、「FireMonkey (FMX)」 がある。このフレームワークを用いて[[C++]]言語でのWindows向けソフトウェア開発を実現したものが 「[[C++ Builder]]」 である。