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'''糖タンパク質'''(とう—しつ、glycoprotein)とは、[[タンパク質]]を構成する[[アミノ酸]]の一部に[[糖鎖]]が結合したものである。動物においては、[[細胞]]表面や細胞外に分泌されているタンパク質のほとんどが糖タンパク質であるといわれている。
 
タンパク質のアミノ酸の修飾では、[[アスパラギン]]に結合したもの(N結合型)と[[セリン]]や[[スレオニン]]に結合したもの(O結合型、[[ムチン]]型)の2種類が頻繁に観察される。
 
糖タンパク質に結合している糖鎖を成す糖の種類はそれほど多くなく、よく見られるものは[[グルコース]]、[[ガラクトース]]、[[マンノース]]、[[フコース]]、[[N-アセチルグルコサミン]]、[[N-アセチルガラクトサミン]]、[[N-アセチルノイラミン酸]]、[[キシロース]]など7–8種程度である。構造様式もある程度限られており、その中のわずかな構造の違いが識別され、精密に認識されて様々な生命現象が制御されている。
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*[[ヒト絨毛性ゴナドトロピン]]
*[[プロテオグリカン]]
*[[ムチン]]
 
== 関連項目 ==