「1995年の日本シリーズ」の版間の差分

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[審判]セ小林毅(球)パ前田 セ谷 パ永見(塁)セ久保田 パ山本隆(外)
 
オリックスは佐藤、野田、星野で1つも勝てずに、王手をかけられて第4戦を迎えた先発は[[長谷川滋利]]。一方のヤクルトは、この年5月以降、怪我で登板のなかった[[川崎憲次郎]]がシリーズで復活登板。5回裏、守備の乱れから飯田のタイムリーでヤクルトが1点を先制。そのまま最終回を迎えたヤクルトは、ここでストッパー高津をつぎ込まずに川崎を続投させたが、オリックスは先頭の小川博文の本塁打で同点に追いつき、その裏のサヨナラのピンチでは第2戦に先発した野田をつぎ込む執念の継投でしのぎ、このシリーズ3試合連続の延長戦に突入した。
 
オリックスは、このシーズン15勝27セーブのストッパー平井正史が、第2戦・第3戦と敗戦投手となってベンチを外れており、第5戦で先発予定だった[[小林宏 (野球)|小林宏]]を延長10回から投入。その小林は11回裏に代打[[荒井幸雄]]の四球と土橋の左前打による1死1、2塁で4番オマリーを迎えるという大ピンチを招く。ここで「[[小林-オマリーの14球]]」と呼ばれることになる12分強にわたったこの勝負は、14球目の低めのボール球の直球にオマリーのバットが空を切り、小林に軍配。続く古田も抑え、この回を無得点で切り抜ける。延長12回表、オリックスは、先頭のD・Jがヤクルト3番手の伊東から、値千金の勝ち越し本塁打を放ち、遂にオリックスがこの試合初めてリードを奪うと、続投した小林は12回裏もそのまま無失点に抑え、オリックスが一矢報いて4タテを阻止した。
 
[http://npb.jp/bis/scores/nipponseries/boxscore1995_4.html 公式記録関係](日本野球機構ページ)
 
=== 第5戦 ===
10月26日 神宮 入場者33112人