「ピアノソナタ第1番 (ショスタコーヴィチ)」の版間の差分

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'''ピアノソナタ第1番 作品12'''は、[[ドミートリイ・ショスタコーヴィチ]]が作曲した最初の[[ピアノソナタ]]である
 
== 概要 ==
[[1926年]]10月20日に作曲され、同年12月2日にショスタコーヴィチ自身のピアノによりレニングラード・フィルハーモニー小ホールで初演された。実質的なデビュー作である[[交響曲第1番 (ショスタコーヴィチ)|交響曲第1番]]の初演は同年3月のことであった。交響曲第1番の後、ショスタコーヴィチは西欧の新しい音楽に対する好奇心を示し、当時活躍していた現代作曲家たち([[イーゴリ・ストラヴィンスキー]]、[[セルゲイ・プロコフィエフ]]、[[パウル・ヒンデミット]]ら)に多大な影響を受けた作品を作り始めた。[[アントン・ヴェーベルン]]の作品ともいうべき実験作である[[10の格言集|『格言集』作品13]]や、作風の頂点となった[[オペラ]]『[[鼻 (オペラ)|鼻]]』作品15などがこの時期の代表作である。
 
プロコフィエフのピアノソナタの影響がしばしば指摘されるが、ショスタコーヴィチは、[[1927年]]2月にプロコフィエフの前でこの曲の演奏した。プロコフィエフはこの曲をとても気に入ったと伝えられている。
 
演奏が[[現代音楽|現代曲]]並みに難解で、演奏されることがかなり少なく滅多に聴くことが出来ない。また録音もかなり少ないが、ショスタコーヴィチ自身の録音が存在する。時々[[アルノルト・シェーンベルク|シェーンベルク]]や[[カールハインツ・シュトックハウゼン|シュトックハウゼン]]のピアノ曲と共に現代音楽のレパートリーに入れられることが良くある。
 
== 構成 ==
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{{ショスタコーヴィチのピアノ曲}}
 
{{デフォルトソート:ひあのそなたたい1はんさくひん12}}
[[Category:ショスタコーヴィチのピアノ独奏曲|ひあのそなた1]]
[[Category:ピアノソナタ|しよすたこういち1]]