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一般に成分の血中濃度が最高値の半分以下になると[[離脱症状]]が出やすくなることから、薬が生体に作用する(体内動態)時間の目安とされているが、薬の血中濃度が下がる時間と言うのは個人差や環境(発汗や運動、飲食など)による差異が大きく、あくまでも目安に過ぎない。
 
[[ファイル:Linear PK Example.png||thumb|320px|薬の投与した瞬間を0時間とし、最高血中濃度到達時間(T<sub>max</sub>)、半減期(T<sub>1/2</sub>)に沿って減衰しつつ、定期的な服用によって血中濃度が上昇していく様子。血中濃度は5~6回の繰り返しの服用によって一定にまで上昇する。]]
 
薬を飲んだ瞬間を0時間とした場合、薬成分の血中濃度はある程度の時間が経過した後に'''最高血中濃度''' (C<sub>max</sub>) に達する。C<sub>max</sub> にいたるまでにかかる時間を'''最高血中濃度到達時間''' (T<sub>max</sub>) と呼び、その後は一般に、薬成分の血中濃度は徐々に低下していく。この血中濃度が低下していく過程において、ある時点の濃度から濃度が半減するまでにかかる時間が'''半減期''' (T<sub>1/2</sub>) である。血中濃度が下がる理由はほとんどの場合、[[肝臓]]などで代謝されたり尿や便で排出されるためである。