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'''杉田俊介'''(すぎた しゅんすけ、[[1975年]][[1月17日]]<ref>『すばる』2016年7月執筆者紹介</ref>- )は[[日本]]の[[批評家]]。
 
[[神奈川県]][[川崎市]]生まれ。[[法政大学]]大学院修士課程(日本文学専攻)修了後、川崎市のNPO法人で障害者サポートに従事しながら執筆活動を行う。2004年、評論「ムラカミハルキ、レター」で第21回[[早稲田文学新人賞]]候補。有限責任事業組合フリーターズフリーの組合員として活動し、雑誌「ロスジェネ」にも寄稿するなど、2000年代(ゼロ年代)のいわゆるロスジェネ論壇の一翼を担った。[[雨宮処凛]]『生きさせろ!』『反撃カルチャー』等に登場する。非モテを自称し、「性暴力についてのノート」では、かつての性暴力の被害と加害をカミングアウトしている。『フリーターにとって「自由」とは何か』は、[[チェルフィッチュ]]の[[岡田利規]]の演劇『エンジョイ』(2006年)の原作となった(『エンジョイ・アワー・フリータイム』「あとがき」)。批評家の[[大澤信亮]]は「21世紀の暫定名著」の一冊に『フリーターにとって「自由」とは何か』を選んでいる(「群像」2016年1月号)。2017年より「すばるクリティーク賞」選考委員。2017年8月、『宮崎駿論』の簡体字版(商務印書館)と繁体字版(典藏藝術家庭股份有限公司)が刊行された。
==著作==
*『フリーターにとって「自由」とは何か』[[人文書院]]、2005
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*『[[宇多田ヒカル]]論――世界の無限と交わる歌』毎日新聞出版、2017
*『ジョジョ論』作品社、2017
*『戦争と虚構』作品社、2017
 
== 共著・編著 ==
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*[[斎藤環]]・杉田俊介「境界線を生きる者たち」、「ユリイカ」2015年1月増刊号
*杉田俊介・[[藤田直哉]]・[[矢野利裕]]「ブックガイド 近代日本の文芸批評を知るための40冊」、「すばる」2016年2月号
*安彦良和・杉田俊介「裏街道(サブカルチャー)からのまなざし」、「週刊読書人」2017年4月14日号
*熊谷晋一郎・杉田俊介「「障害者+健常者運動」最前線――あいだをつなぐ「言葉」」、「現代思想」2017年5月号
*松本俊彦・杉田俊介「取り残されているのはマジョリティ側の男性」、「週刊金曜日」2017年6月9日号
 
==脚注==