「ブラックボックス (航空)」の版間の差分

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'''フライトデータレコーダー'''('''FDR'''、Flight Data RecorderまたはADR:accident data recorder)は、[[航空機]]の様々な電子システムに送信された命令を記録する電子機器である。搭載した[[航空機]]の飛行記録を記録する。現在該当する FAA TSO(Technical Standard Order) は、「C124b」(Flight Data Recorder Systems)である<ref name="C124b"/>。
 
FDRに記録されたデータは、航空機の安全性の問題、[[疲労 (材料)|疲労]]、およびエンジン性能を分析するなどして、主に事故調査のために使用される。事故調査で重要となる[[ICAO]]で規制フライトに最適な燃料消費および危険な運航乗務員の習慣に分析に、飛行監視データプログラムが利用される。FDRのデータは携帯型半導体記録装置は慎重設計転送され、高速事故調査衝撃ため使用す力と強烈な火災同じ技術で定期的耐えられるように、しっかりと構成解析されている。
 
現在米国の連邦規制では最低限88個の記録が必要なパラメータがある。2002年までは29個だけ必要だであった。しかし、いくつかのシステムでは、より多くの変数を監視する。
一般的に「ブラックボックス」と呼ばれるのに反し、残骸の中で高い視認性を持たせるため、FDRの外面は耐熱の明るいオレンジ色塗料が散布されている。ユニットは一般的に、深刻なクラッシュから破損しにくい、航空機の尾翼(尾部)に装着されている。
 
現在のFDRは、フライトデータ取得ユニット(FDAU:Flight Data Acquisition Units)から特定のデータフレームを介して、入力パラメータを受け取る。それらがコントロール、[[アクチュエータ]]位置、エンジン情報、および時刻を含む重要な飛行パラメータを記録する。
事故後、記録されたパラメータの分析は多くの場合原因や要因を特定できるため、FDRの解析は調査の優先度が高い<ref name="TSO-C124b-3B"/>。
 
一般に各パラメータは毎秒数回記録されている。データが急激に変化を始めた場合、一部のユニットストアは通常よりはるかに高い周波数でデータの「[[バースト]]」が起こる。全ての必須パラメータが記録されていることを確認するために、FDRの検証確認(読み出し)するを毎年行うことが毎年規制によっ義務付けられ必要である。
現在のFDRは、フライトデータ取得ユニット(FDAU:Flight Data Acquisition Units)から特定のデータフレームを介して、入力を受け取る。それらがコントロール、[[アクチュエータ]]位置、エンジン情報、時刻を含む重要な飛行パラメータを記録する。
 
FDRスで携帯型半導体記録装置に転送するか、または無線や衛星を介して事業者の本社に直接アップロードすることによって、どちらかの方法で転送され、データを航空機のクイックアクセスレコーダー(QAR:Quick Access Recorder)からダウンロードする。
現在の米国の連邦規制では最低限88個の必要なパラメータがある。2002年までは29個だけ必要だった。しかし、いくつかのシステムでは、より多くの変数を監視する。
 
事故調査などで重要となる[[ICAO]]で規制された装置は慎重に設計され、高加速度の衝撃と高温の火災などに耐えられるような構造をしている。現代のFDRは、強い耐腐食性ステンレス鋼および高耐熱性、高強度のチタンと内側は高温断熱でによる二重構造なっている。ウータロケータビーコンは、FDRの全面にボルトで固定ブラケットに取り付けられている。これは、最大30日間、最大6000メートル(2万フィート)の深さに沈んでも、超音波で「ピング」を放出するよう設計されている<ref name="OSA"/>。
一般に各パラメータは毎秒数回記録されている。データが急激に変化を始めた場合、一部のユニットストアははるかに高い周波数でデータの「[[バースト]]」が起こる。全ての必須パラメータが記録されていることを確認するために、FDRの検証確認(読み出し)することが毎年規制によって必要である。
 
一般的にまた「ブラックボックス」と呼ばれるのに反し、残骸の中で高い視認性を持たせるため、FDRの外面は耐熱の明るいオレンジ色塗料が散布されている事が多い一般に、ユニットは一般的に、深刻なクラッシュからによる破損しにくい航空機の尾翼(尾部)に装着されている。
また、フライトに最適な燃料消費と危険な運航乗務員の習慣を分析することに、飛行監視データプログラムが利用される。FDRからのデータはその場で半導体記録装置に転送され、事故調査のために使用する同じ技術で定期的に解析する。
 
事故後、記録されたパラメータの分析は多くの場合原因や要因を特定できるため、FDRの解析は調査の優先度が高い<ref name="TSO-C124b-3B"/>。
他のケースでは、携帯型半導体記録装置に転送するか、無線や衛星を介して事業者の本社に直接アップロードすることによって、どちらかの方法で、データを航空機のクイックアクセスレコーダー(QAR:Quick Access Recorder)からダウンロードする。
 
また、現代のFDRは、強い耐腐食性ステンレス鋼やチタンと内側は高温断熱で二重構造になっている。ウオータロケータビーコンは、FDRの全面にボルトで固定ブラケットに取り付けられている。これは、最大30日間、最大6000メートル(2万フィート)の深さに沈んでも、超音波で「ピング」を放出するよう設計されている<ref name="OSA"/>。
 
FDRの試作機は、[[父]]を[[航空機事故]]で亡くした[[オーストラリア]]の科学者{{ill2|デイヴィッド・ウォーレン (発明家)|en|David Warren (inventor)|label=デイヴィッド・ウォーレン}}(1925年3月20日<!--英語版より引用--> - 2010年7月19日)が、[[1956年]]に初めて設計した。開発当初は、ステンレスなど金属製のテープに[[ダイヤモンド]]製の針で飛行高度、飛行速度などのデータを刻印する方式だったが、1980年代までにデジタル化され、最低でも(事故による)動作停止前400時間の詳細なデータ([[機体]]に加わった[[加速度]]やエンジン回転数など)が記録できるようになった。
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