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{{出典の明記|date=2008年5月}}
▲私は絶対にあなたがたを許しません。{{redirect|メディテーション|[[杏里]]のアルバム|meditation}}
'''瞑想'''(めいそう、英:Meditation)とは、[[心]]を静めて[[神]]に祈ったり、何かに心を集中させること、心を静めて[[無心]]になること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことである。この呼称は、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、絶対者([[神]])をありありと体感したり、究極の[[般若|智慧]]を得るようなものまで、広い範囲に用いられる。
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| pages = 36-43
| publisher = Elsevier
| doi = 10.1016/j.pscychresns.2010.08.006 }}</ref>。募集で集めた瞑想の未経験者の脳を[[MRI]]でスキャンした後に、半分の被験者を8週間で1日平均27分間あるがままに観察する瞑想プログラムに参加させ、終了後に再び被験者をMRIでスキャンした。全被験者のプログラム前と後を比較した有意な結果として、瞑想の参加者は学習や記憶に関連する[[海馬]]の灰白質密度が高まり、不安やストレスに関連する[[扁桃体]]の灰白質密度が低下していた。ラザールの実験は、瞑想が脳の自己認識、思いやり、内省といった分野に比較的急速に生理的変化を生じさせる可能性があることを示した<ref name="Zoli"> アンドリュー・ゾッリ、アン・マリー・ヒーリー『レジリエンス 復活力:あらゆるシステムの破綻と回復を分けるものは何か』須川綾子訳 ダイヤモンド社 2013 ISBN 9784478012338 pp.174-181.</ref>。
[[ペンシルバニア大学]]の{{仮リンク|アンドリュー・ニューバーグ|en|Andrew B. Newberg}}は、深い瞑想状態や祈りの状態にある者の脳内の神経学的変化を研究した。ニューバーグによると、深い祈りを込めた瞑想は、上[[頭頂葉]]後部の活動を低下させ、血流を減少させていた。また瞑想者の[[メラトニン]]や[[セロトニン]]濃度は上昇し、[[コルチゾール]]や[[アドレナリン]]濃度は低下していた。前者2つのホルモンはリラックス時には上昇し、後者2つはストレス負荷により上昇するので、この変化は理に適っているとした。
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