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{{Otheruseslist|日本の[[住居表示に関する法律]]に基づく住所の表示方法である「住居表示」|[[地番]]によるものを含んだ日本における住所の表し方全般|住所#日本の住所表記|海外における住所の表示、表記方法|住所#住所の表記}}
 
[[ファイル:Plate of residence address indication plate (Japan).png|thumb|250px|町名板と住居番号板の2枚から成る住居表示板([[個人情報の保護に関する法律|個人情報保護]]のため画像の一部は伏せてある)。]]
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{{See also|住所#住居の表記}}
 
住所の表記方法([[''{{lang-en-short|Addressing System]]}}'')は国ごとに定められている。住居を表記することを[[日本]]の住居表示は[[1962年]][[5月10日]]に施行された[[住居表示に関する法律]]に基づいており<ref name="kanpou">[[自治省]]『わかりやすい住民表示 -市街地を街区方式か道路方式で-』[[1963年]][[12月16日]][[官報]]資料編 No.305</ref>、町をわかりやすくしたり、[[郵便|郵便物]]を配達しやすくすることを目的にした制度である。このため、海外と郵便物を交換する場合、使用する文字や表記方法は現地の法律や慣習に従う必要がある。
日本国内おいて住居表示制度が存在する以前、住居(住所や事務所、事業所などの所在する場所)の表示は、慣習的に、例えば○○一丁目一番地というように、いわゆる町名番地(いわゆる[[地番]])によって行われてきたが、町界が道路などの実際の境と必ずしも一致しておらず、地番も整然と配列されていないため、住居の表示が非常にわかりにくいものとなっていた<ref name="kanpou"/>。
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=== 海外の住居表示方法との違い ===
表記に、[[母語|現地語]]で一般名から具体名、その地域を表すの最も大きな名称から受取人([[''{{lang-en:-short|Addressee]]}}'')の順で記述する方法は、日本以外では[[中国]]内で行われている(以前は[[韓国]]内でも採られていたが現在は逆になった)。[[ハンガリー]]も、受取人名を最初の行に記載する以外は日本と同じ順で記述する。それ以外の国のほとんどは、具体名から一般名、受取人から大きな地域名称の、日本とは逆順に表記をするのが一般的になっている。この一般的方法は[[万国郵便条約]] [[(''{{lang-fr:-short|Convention Postale Universelle]]}}''[[''{{lang-en: -short|Universal Postal Convention]] }}'')強く推奨されており、海外との郵便物の交換には[[アルファベット]]と[[ラテン数字]]の[[ラテン文字]]を使ってこちらに従い、最後はもっとも大きな地域名称である[[国名]]を記入する。
 
海外での住居表示は、[[街路]]名、通り名を含む'''道路表記'''が(中国も含め)多数であるのに対し、日本では京都や北海道などの一部を除き現在も使われない。[[丁目]]の表記は町が道路に面したことに由来するが、現れたのは江戸時代になってからであり、現在の丁目の表記は道路には関係がない。