削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m ウィキ文法修正: 間違った画像オプション 空のオプションを削除する:"" lintId=3499277
編集の要約なし
21行目:
|[[OpenVMS|VAX/VMS]], [[Ultrix]], [[BSD|BSD UNIX]], [[:en:VAXELN|VAXELN]]
|}
'''VAX''' (バックス) は、1970年代中ごろ[[ディジタル・イクイップメント・コーポレーション]] (DEC) が開発し販売した[[32ビット]]の[[ミニコンピュータ]]のシリーズ、及び同シリーズの[[命令セット|命令セットアーキテクチャ]] (ISA) を指すこともある。前述のように32ビットアーキテクチャだが、同時に16ビット時代の最も人気のあったモデルである[[PDP-11]]の後継ないし代替を意識した互換命令などを持っている点では、PDP-11の拡張という面もあるアーキテチャでもある。
 
[[直交性 (情報科学)|直交性]]の高い[[命令セット]]([[機械語]])と[[ページング方式]]の[[仮想記憶]]が特徴である。VAXには、[[キュー (コンピュータ)|キュー]]挿入/削除命令や[[多項式]]計算命令などといった複雑な処理をする命令があり、豊富な[[アドレッシングモード]]との組み合わせ<!--により、典型的な[[CISC]]アーキテクチャと言われている<ref>{{Cite journal| last = Payne | first = Mary | last2 = Bhandarkar | first2 = Dileep | year = 1980 | title = VAX floating point: a solid foundation for numerical computation | periodical = SIGARCH Comput. Archit. News | publisher = ACM | volume = 8 | issue = 4 | pages = ''pp'' 22–33 | issn = 0163-5964 | doi = 10.1145/641845.641849 }}</ref>--><!-- ← 「典型的なCISCアーキテクチャと言われている」の出典には全くなっていないはずですが…… -->といった特徴がある
'''VAX''' (バックス) は、1970年代中ごろ[[ディジタル・イクイップメント・コーポレーション]] (DEC) が開発した[[命令セット|命令セットアーキテクチャ]] (ISA) であり、それに基づいて1976年から発売された一連の[[コンピュータ]]の名称。[[32ビット]][[CISC]] ISA であり、DECのそれまでの[[PDPシリーズ]]のISAを拡張あるいは代替するよう設計された。
 
[[直交性 (情報科学)|直交性]]の高い[[命令セット]]([[機械語]])と[[ページング方式]]の[[仮想記憶]]が特徴である。VAXには、[[キュー (コンピュータ)|キュー]]挿入/削除命令や[[多項式]]計算命令などといった複雑な処理をする命令があり、豊富な[[アドレッシングモード]]との組み合わせにより、典型的な[[CISC]]アーキテクチャと言われている<ref>{{Cite journal| last = Payne | first = Mary | last2 = Bhandarkar | first2 = Dileep | year = 1980 | title = VAX floating point: a solid foundation for numerical computation | periodical = SIGARCH Comput. Archit. News | publisher = ACM | volume = 8 | issue = 4 | pages = ''pp'' 22–33 | issn = 0163-5964 | doi = 10.1145/641845.641849 }}</ref>。
 
後に登場した、[[DEC Alpha]]と呼ばれる64ビット[[RISC]]アーキテクチャの[[CPU]]に道を譲った。