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生物学における'''記載'''とはある生物の[[形質]]を言葉や[[図]]、[[写真]]などで[[記述]]すること、およびした物である。[[生物]]の[[分類群]]を定義するために用いられ、特にそれが新しい分類群だった場合、それを論文等の形で発表することで新分類群として認められる。これを'''原記載'''という。[[国際藻類・菌類・植物命名規約]]では英語またはラテン語が指定されている<ref>2011年のメルボルン規約で改称されるまでは「国際植物命名規約」であり、原記載は必ず[[ラテン語]]の記載が伴わなければならなかった。</ref>。一方で[[国際動物命名規約]]では言語の指定がない<ref>「広く通用する言語で書かれた要約を掲載するべき」とされている。</ref>。なお、一般的に[[学名]]に用いられる[[記相]]とは異なり生物の境界を定めたり違いを強調するための物ではない。これを記した論文を'''記載論文'''という。
 
== よりい意味で ==
より広い意味では、記載とは科学全般に於いて事物や現象をありのままに記録することである。その有様を書き示し、その構成要素を区分し、その個々について構造や働きについて観察し判断した結果を記録することである。