「核抑止」の版間の差分

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== 不確実性による抑止の有効論 ==
ある(又はロシア)が本当に核兵器によって反撃してくるかという「拡大抑止」問題を[[ゲーム理論]]でとらえると、その国自身を含めて関係当事国のすべてが「その国が核によって反撃するかしないか」本当の答えを知らない、または起こってみないとわからないという点では、充分またはある程度抑止になっているといえる。つまり、米国が核による反撃を行なえばそれを受ける国は壊滅的な被害が予想されるので、そのようなリスクに賭ける選択、つまりこの場合は米国の同盟国を核攻撃するというリスクに賭ける選択は期待値としてのデメリットが大きいため選択肢から外され、ある程度の抑止になっている、という考えもある。
<!-- 核の傘理論と直接関係があるとは思えないのでコメントアウトしました。
中国や北朝鮮の対米核投射能力への努力を指して、彼らが従来持たなかった能力を獲得したのだからアメリカの報復のハードルは高くなる、または行えない、というのも間違いである。中国や北朝鮮以前から、アメリカはソビエトという同じ土俵にいるプレイヤーとの恫喝合戦をやってきたのだから、ここで中国や北朝鮮が「西海岸を核攻撃する」と言ったところで損害や失うべき威信といった自国の保持しなければならない勝利条件が変わるわけではない。近代化や勢力拡大を行ったと言ったところで、旧ソビエトより貧弱な核戦力しかない。