「ルノーF1」の版間の差分

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ルノーによるワークスエンジン供給を打ち切られた後には一時低迷していたベネトンチームであったが、ルノーとなってからは次第に競争力を取り戻し、ベネトン時代にチームをチャンピオンに導いたイタリア人指揮官のフラビオ・ブリアトーレの下、マクラーレン、フェラーリ、ウィリアムズなどに並び、F1を代表する強豪チームの一角に返り咲いた。
 
技術部門はテクニカルディレクターである[[マイク・ガスコイン]]の指揮下、ふたつのデザインチームが交互に開発を担当するローテーション制を導入。Vバンク角111度という低重心型のエンジンを投入し、[[ミシュラン]]タイヤに特化した車両開発を進めた。2003年には[[フェルナンド・アロンソ]]が[[2003年ハンガリーグランプリ|ハンガリーGP]]で初優勝し、ルノーのフルワークスチームとして1983年以来の勝利を獲得した。2004年には[[ヤルノ・トゥルーリ]]のドライブにより、ルノーチームにとって念願の[[2004年モナコグランプリ|モナコGP]]優勝を果たした(ルノーエンジンとしては1995年以来9年ぶりのモナコGP優勝)
 
[[File:Alonso (Renault) qualifying at USGP 2005.jpg|right|thumb|250px|[[フェルナンド・アロンソ]]駆る[[ルノー・R25|R25]]<br />(※:2005年のF1世界選手権)]]
 
==== 2005年 ====
[[2005年のF1世界選手権|2005年シーズン]]は[[ティム・デンシャム]]率いるデザインチームの手になる「'''[[ルノー・R25|R25]]'''」に、[[フェルナンド・アロンソ]]と[[ジャンカルロ・フィジケラ]]の2人のトップクラスのドライバーを揃えた。R25の高い戦闘力と信頼性を武器にシーズン前半から勝ち続け、後半[[マクラーレン]]・[[メルセデス・ベンツ|メルセデス]]の猛追を振り切り、最終戦の[[中国グランプリ|中国GP]]でコンストラクター(車体製造者)部門のタイトルを獲得した。最終的に、全19戦中開幕4連勝を含む8勝をあげ、シーズン累計で191ポイントを獲得した。