「それいけ!アンパンマン」の版間の差分

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関東地区では金曜日(2016年度より午前11時台前半)に放送されており、「アンパンマンとクリスマスの谷」で最高視聴率 15.4%(1989年12月25日(月曜日)放送)を記録。視聴率は1988年~2000年9月までは12%~10%の2桁を保っていた(1996年に月曜5時台から金曜5時台へ移動)。しかし、2000年10月から金曜4時台に移動した2000年10月~2002年には10%~8%の2%低くなり、2002年~2007年の8%~6%、さらに2008年以降は放送開始以来初の4%~6%と低くなっている。アニメ番組としては低い水準にあるが(クリスマススペシャルは6%を超えることもある)、関連商品の売れ行きが好調のため、放送は長期化している<ref name="X"></ref>。2010年以降から[[フルアニメ|フルアニメーション]]が使われるようになる。それに伴い、[[2010年]]4月2日の第1029話『クリームパンダとホッチンワニ』『ダテマキマンとおことちゃん』からはハイビジョン制作に移行した。<!--アンパンマンでフルアニメーションを使用するのは珍しくもない。-->
 
2013年10月に原作者のやなせが逝去し、日本テレビプロデューサーの中谷敏夫は当時「先生がアイディアを提案して、それをスタッフが実際にアニメとしての形を作っていく製作工程だった。お亡くなりになり、その現状のままでのアニメ製作ができなくなった」として<!-->世界観やキャラクター造形などは全てやなせの許可なく作れない環境にあったので2014年の劇場版は公開を予定しているが、<-->今後の放送は白紙状態であるとコメント<ref>[http://mantan-web.jp/2013/10/15/20131015dog00m200029000c.html アンパンマン : やなせさん死去でテレビアニメの継続は「白紙」 来年の劇場版は製作]</ref>した。翌2014年、やなせを偲ぶファンセレモニー「ありがとう!やなせたかし先生 95歳おめでとう!!」の場において関係者各位が「アニメは継続される」と発言、[[打ち切り|シリーズ終了]]の事態は回避された<ref>[http://mantan-web.jp/2014/02/06/20140206dog00m200003000c.html アンパンマン : テレビアニメ継続決定 戸田恵子「1本でも多く続ける」] </ref>。
 
なお、やなせは生前、<!--[[2009年]]に『[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]』の原作者である[[臼井儀人]]が事故により急逝する直前の-->放送1000回を迎える時期に受けた新聞取材で「''俺が死んでも(このアニメは)終わりません。誰かが続けるでしょう。永遠に''」と言及しており、自分以外の手によって制作が続けられることを容認している<ref name="X">[http://web.archive.org/web/20090826160539/http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20090812et06.htm 「アンパンマン」放送1000回 28日 日テレ系] - 読売新聞 2009年8月12日(2009年8月26日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
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=== フォーマット ===
毎回1週間の放送につき前半と後半に分けて2つのエピソードを組むのが基本だが、1話構成のエピソードが不定期で放送されることもある。サブタイトルもパターン化されており、大半は「'''○○(キャラクター)と○○(キャラクター、若しくはその話でメインとなる場所)'''」(「'''アンパンマンと○○'''」は新キャラクター登場回に使用されるときが多い)となっているが、例外も多くある。
 
[[1993年]][[10月11日]]からは[[ステレオ放送]](全ネット局)、[[1996年]][[4月1日]]からは[[文字多重放送#字幕放送|字幕放送]](一部のネット局のみ)を開始。字幕放送では、主な視聴者層である幼児に合わせ、全ての文章がひらがなとカタカナで表記されている(長音は波ダッシュ「〜」で表記<ref group="注">「カレ'''ー'''パンマン」「ホラ'''ー'''マン」など人物名に含まれるものは除く。</ref>)。字幕はアンパンマンの台詞セリフが黄色、ばいきんまんの台詞セリフが緑、その回で主役を務めるキャラクターの台詞セリフが水色<ref group="注">複数いる場合はそのうちの一人のみ。基本的に出番の少ないキャラクターが優先されることが多い。</ref>、その他のキャラクターの台詞セリフが白で表示される。また、キッズステーションでは初期シリーズのデジタルリマスターと同時に後付している。
 
[[2000年]][[11月10日]]に本編とオープニングアニメーションの作画方式をセル画からデジタル製作に移行した。一方で一部のエンディングとアイキャッチ、サブタイトルのアニメーションはハイビジョン化前の2010年3月までセル画のまま継続して使用されていた。
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次回予告はアンパンマンによるナレーションで行われる。BGMは『アンパンマンのマーチ』のインストゥルメンタル。一週二話の場合、内容はAパートのみしか予告されないが稀にBパートの内容が紹介されることもある。予告内容の最後は「ところが(そこへ)、ばいきんまんが現れて大変なことに!」と締め括られることが多い<ref group="注">ばいきんまんが悪さをしない回の場合は異なる。また初期は「大変なことに」の後、「ばいきんまん、お前の好きにはさせないぞ!」で締め括っていた。</ref>。新キャラクターが登場する際は「今度、僕達の新しい仲間が登場するよ」などと前置きされる。なお、キッズステーションを除いて予告時には字幕放送は表示されない。
 
[[ブルーバック]]で次回のサブタイトルを表示後、アンパンマンと大勢のキャラクターが登場するアニメーションで締め括られる<ref group="注">この時の映像は何度か変更されているが、ジャムおじさんとバタコさんによる「それ!いけ!アンパンマーン!」の掛け声は当初より一貫して同じものが使われ続けている。</ref>。
 
劇場版公開日直前の場合は、劇場版の宣伝が行われ(ゲスト声優が顔出しで出演し告知する)、次回予告はサブタイトル表示のみに短縮される。BGMは『アンパンマンのマーチ』。
クリスマスSPの場合は、視聴者へのプレゼント(その年に公開された劇場版のDVDやCDなど)の告知が行われるため、同様に次回予告はサブタイトルのみとなり、BGMは『ジンジンジン』などクリスマス関連の楽曲に差し替えられる。
 
また、キャラクターのイラストを募集しており、オープニングテーマの前と次回予告(および提供バック)の後にそれぞれ一枚ずつ紹介するコーナーを設けている<ref group="注">投稿者の敬称は、性別を問わず全て「ちゃん」である。</ref>。イラストコーナーでは、毎回アンパンマンによる「みんなの似顔絵で、元気100倍アンパンマン!」(OP前)、「みんな、似顔絵ありがとう。また見てね!」(次回予告後)の声が入る。2000年頃には、「アンパンマンミレニアムメッセージ」と題し、視聴者からの応援メッセージ(ビデオレター)が紹介されていた。
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その後、[[2004年]]からは他のスタッフ表記と同じ[[書体]]で「日本テレビ」と書かれていたが、[[2007年]]10月の9代目オープニングへの変更時に「(なんだろう)'''日テレ'''」に改められ、[[2016年]][[1月]]現在は「'''0テレ'''」と表記している<ref group="注">[[2008年]][[2月]]から[[2009年]][[3月]]までは日本テレビ開局55周年を記念して「'''日テレ<sup>55</sup>''' Nittele 55th Anniversary」(英語部分は、他番組では見られない当番組独自の表記)、[[2013年]][[1月]]からは同じく開局60周年を記念して「'''0テレ''' Go! Next 60」と表記。</ref>。
 
なんだろうや先代日テレロゴがこの作品で使用されるまでには制定からかなりの日時を要している(先代日テレロゴ使用開始は、2003年7月の制定から4年3月遅れ)。
 
本作と同時期(1980年代から1990年代前半)に日本テレビが製作したアニメでは、日本テレビが「企画・制作」として区別され、アニメ制作会社や広告代理店が「製作」とクレジットされていたが、現在では本作と「[[ルパン三世]]」のみとなっている<ref group="注">作品によっては日本テレビとトムスの共同クレジット。</ref>。
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本作は放送期間が長期に渡る為、製作を担当する[[東京ムービー|東京ムービー新社]]が[[トムス・エンタテインメント|キョクイチ]]に吸収された際(1995年11月6日放送分)とキョクイチが現社名「トムス・エンタテインメント」に社名変更した際(2000年1月7日放送分)の2回、製作会社の表記変更が行われた。トムスの製作するTVシリーズで2回クレジット変更があったのは本作のみ。
 
現社名に変更後、エンディングに「アニメーション制作」として東京ムービー新社の創業時の社名「[[東京ムービー]]」がクレジットされるようになった。その後、2011年12月23日放送分からクレジットが「'''TMS/3×CUBE'''」に変更。これにより、トムス作品で「東京ムービー」の名称が使われることは無くなった(なお、現クレジットに表記されている「3×CUBE」の詳細については[[トムス・エンタテインメント#制作スタジオ|こちら]]を参照)。
 
== 主題歌 ==
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#: 作詞 - やなせたかし、魚住勉 / 作曲 - 馬飼野康二 / 編曲 - 近藤浩章 / 歌 - ドリーミング
#:* 2010年3月まで使われたエンディングアニメーションは、キャラクター作画の大部分は前述のCHA-CHA版のものを流用しているが、背景がマイナーチェンジされている他、イントロ部分に関しては曲の形態が大きく異なるため振り付けごと新規のものが使われている。これに伴い、メロンパンナが新たにイントロとラスト部分に加わった(ラストはCHA-CHA版に登場したネコ美と差し替え)。
#:* 2011年4月に再度放送。エンディングアニメーションがマイナーチェンジされ、登場するキャラクターはレギュラーや登場頻度の高いゲストの他、ロールパンナ、クリームパンダ、コキンちゃん、ポッポちゃん、鉄火のコマキちゃんなど、1993年以降に登場したキャラクターが新たに加わった。
# 『サンサンたいそう』1995年7月~2010年3月、2012年10月~
#: 作詞 - やなせたかし / 作曲 - 近藤浩章 / 歌 - ドリーミング
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#:* 2014年に公開の映画第26作目同時上映作品『[[それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い#それいけ!アンパンマン たのしくてあそび ママになったコキンちゃん!?|たのしくてあそび ママになったコキンちゃん!?]]』の公開に合わせ使用された。唯一アンパンマンが登場しないエンディングでもある。
 
* エンディングテーマについては、2010年3月までは『勇気りんりん』『アンパンマンたいそう ドリーミングバージョン』『サンサンたいそう』『ドレミファアンパンマン』が週替わりで放送されていた。アニメーションのハイビジョン化に伴い、2010年4月から2011年3月まではエンディングは『勇気りんりん』のみとなり、2011年4月からはハイビジョン映像になった『アンパンマンたいそう ドリーミングバージョン』との週替わり、さらに2012年1月からは『ドレミファアンパンマン』、2012年10月からは『サンサンたいそう』が再度放送されるようになった。2014年7月~8月は『あおいなみだ-コキンのうた-』の使用に伴い、『勇気りんりん』を含む従来のエンディングが全て使用中止となったが、同年9月より再開された。
* 『勇気りんりん』の一部は『[[午後は○○おもいッきりテレビ]]』のコーナー『ちょっと聞いてョ!おもいッきり生電話』のタイトルロゴ時に流用されていた。
* 『アンパンマンたいそう ドリーミングバージョン』と『サンサンたいそう』は、ハイビジョン化される2010年3月まで4年及び10年以上に及びセル画の映像のまま使用されていた。当初は2003年にデジタル映像にする予定だったが、断念された。
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オープニング、『勇気りんりん』のエンディング、サブタイトルとアイキャッチのアニメーションは放送年期により変化している。
=== オープニングアニメーション ===
劇場版の公開時期に合わせ、アニメーションの一部が劇場版の予告映像に差し替えられることがある。
* 初代(第1話(1988年10月3日) - 第63話(1989年12月25日))
*: アンパンマンが登場するシーンから始め、アンパンマンがアンコラと戦うシーンや、アンパンマンが崖から落ちためいけんチーズを助けるシーンなどが使われている。
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* 5代目(第349話(1995年10月2日) - 第445話(1997年9月26日))
*: アンパンマンがバイキンメカを撃退するシーンや、タイトルロゴ表示の画面で虹がかかるシーンが使われている。本OPからロールパンナが登場。
* 6代目(第446話(1997年10月3日)<ref>現在のCSなどでの再放送及びソフトでは第455話 (1997年12月5日)から</ref> - 第587話(2000年10月27日))
*: アンパンマンとばいきんまんが生まれるシーンや、アンパンマンが氷の女王や黒バラ女王と戦うシーン、小川のそばで小さなキャラクターがピーターを見送るシーン(きのこちゃんはアリンコキッドと同等の大きさに描かれている)、バイキンUFO率いる大勢の怪物キャラクターがアンパンチで一掃されるシーン(ゴミラとアンコラは攻撃されない)が使われている。[[ポケモンショック]]の影響により、1998年より映像を一部編集したものに変更した。
* 7代目(第588話(2000年11月10日) - 第676話(2002年9月27日))
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*: 2017年現在最も長く使われているバージョン。ハイビジョン化に伴い一新。にじおばけがアンパンマン、カレーパンマン、しょくぱんまん、ナンドバットを襲うシーンや、飛行船アンパンマン号が横切る夜の海岸にだだんだん(だだんだん2号に近いが細脚である)が項垂れているシーン。タイトルロゴにCGが使用されていないのは7代目以来である。メインタイトルの効果音を使っていないのは7代目を除き4代目以来で今作から「それいけ!」の位置が真ん中となる。
* 「アンパンマンの日」記念バージョン(第1326話(2016年9月16日) - 第1328話(10月7日))
*: 10月3日が「アンパンマンの日」に制定されたことを記念([[#概要|前述]]を参照)した期間限定バージョン。過去に放送された歴代のOP映像(初代~10代目)がダイジェスト形式で流れる。画面右上には「アンパンマンの日」ロゴと各OP映像の使用開始日が表示される。
 
=== 勇気りんりんアニメーション ===
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*: キャラクターが描かれた[[15パズル|8パズル]]のような映像が登場。メロンパンナが初めて登場したEDでもある。背景色は前半は緑、後半は赤紫。
* 5代目(第349話(1995年10月2日) - 第687話(2002年12月27日))
*: 正装したアンパンマン達が愉快に楽しく踊るシーンや、ジャムおじさんがアンパンマン、バタコさんがしょくぱんまん、チーズがカレーパンマンの格好をしているシーンなどが使われている。ロールパンナが初めて登場したEDでもある。背景色はこの代から一定しなくなった。2000年11月10日に本編は作画方式をセル画からデジタル制作に移行したが、このアニメーションはセル画のまま変更されなかった。
* 6代目(第688話(2003年1月10日) - 第1028話(2010年3月26日))
*: このバージョンからデジタル化。サイコロのような形をしたボールにアンパンマン達が映っている。クリームパンダが初めて登場したEDでもある。
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*: アンパンマンがパン工場のパン焼き釜から飛び出してくるシーン。
* 2代目(第64話(1990年1月8日) - 第126話(1991年3月25日))
*: 沢山有たくさんあるアンパンマンとばいきんまんの顔がくるくる回り、中央に題名が載る。
* 3代目(第127話(1991年4月1日) - 第348話(1995年9月25日))
*: 小さいアンパンマン(画面上端)とばいきんまん(画面下端)が集まり、最後はアンパンマン側にばいきんまんが、ばいきんまん側にアンパンマンが一人ずつ取り残されてしまい、入れ替わり完全に揃った状態で、アンパンマンとばいきんまんの間に題名が載る。
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* 5代目(第1029話(2010年4月2日) - )
*: ハイビジョン化により一新。初のデジタル制作。パン工場のパン焼き釜をハンバーガーキッドが開けるとアンパンマンの仲間達が出てくる(1話目及び中編前半パート開始時)。
*: パン工場のパン焼き釜をホラーマンと4体のかびるんるんが開けるとばいきんまんの仲間達が出てくる(2話目のみ)。かぜこんこん、たぬきおに、フランケンロボくんも登場する。また、氷の女王、こおり鬼、くらやみまん、化石の魔王、黒バラ女王など、敵キャラクターも登場している。
*: アンパンマンが唯一登場しないサブタイトルアニメーションでもある。また、ばいきんまん、ジャムおじさん、バタコさん、めいけんチーズ、ドキンちゃん、カレーパンマン、しょくぱんまん、メロンパンナ、クリームパンダなどのメインキャラクターも登場しない。パン焼き窯のレンガの色は第1032話までは虹色だったが、第1033話以降は従来と同様の茶色を基調とした彩色に変更されている。近年{{いつ|date=2017年9月}}ではサブタイトルのフォントが変更されている。
 
=== アイキャッチアニメーション ===
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*: 湖のほとりをロールパンナが歩いている。使用曲は『勇気の花がひらくとき』。
* クリームパンダ
*: パン工場を背景にシャボン玉に乗ったクリームパンダが楽しそうに笑っている。使用曲は『ぼくはクリームパンダ』
 
* やきそばパンマン
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*: アンパンマンとばいきんまんが寝そべっている。2010年4月から使用。使用曲は『アンパンマンのマーチ』のBGM。
 
また、1997年頃はキャラクターの顔がクロマキーで動いてるものもあった。
 
== ネット局 ==
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|[[広域放送|中京広域圏]]||[[中京テレビ放送|中京テレビ]]||金曜 11:00 - 11:30||rowspan="31"|遅れネット||<ref group="注">1990年代前半は金曜夕方に放送、その後2000年代前半は日曜 6:00 - 6:30に放送された後、2004年10月 - 2005年9月は金曜 9:55 - 10:25。2005年10月 - 2009年3月は土曜 5:29 - 5:59。『[[ズームイン!!サタデー]]・第1部』の拡大により、2010年1月10日までは再度日曜 6:00 - 6:30に放送されていた。2010年1月15日 - 2012年9月28日は金曜 10:25 - 10:53。2012年10月5日 - 2014年9月26日は金曜 11:01 - 11:30。2014年10月3日より現在の時間に移動。この為、日テレと同時ネットの『[[PON!]]』は2016年3月まで金曜日のみ非ネット。
 
11:00開始に変更された現在でも、本編自体は11:01からスタートする。また、2017年1月13日以降は、直後に放送される『[[キャッチ!ブランチ]]』が(番組表上では11:30からだが、実際には)11)11:29.45からスタートするため、本番組の終了時刻が15秒繰り上げられた。
</ref>
|-
|[[山形県]]||[[山形放送]]||金曜 16:20 - 16:50||rowspan="2"|×||<ref group="注">2014年4月より『news every.』月曜 - 木曜の第1部ネット化と共に金曜も従来より20分繰り下げ、日テレと唯一同時ネット化した。なお2014年3月までは季節感のある内容のものは放送順序を入れ替えたり、クリスマスSPなどを稀に同時ネットしたりすることもあった。2016年4月1日からは3部制移行後の『news every.』の金曜日の第1部を同時ネットせず、本番組の放送時間を変えないことから、再度遅れネットに戻る。</ref>
|-
|[[岡山県・香川県の放送|香川県・岡山県]]||[[西日本放送テレビ|西日本放送]]||土曜 5:00 - 5:30||<ref group="注">以前は金曜 5:25 - 5:50の放送で、当時はエンディングと次回予告がカットされていた。1時間SPは基本的に同時間帯に30分前倒しか、後続番組を休止して放送される。第1279回までは8日遅れだったが、2015年9月19日と10月3日が[[ラグビーワールドカップ2015]]のため放送休止となり、遅れ幅が拡大した(第1280回は15日遅れ)。</ref>
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日本テレビが解説放送を行うのは『[[火曜ドラマゴールド]]』の終了以来1年ぶりで、ナレーションは同番組に引き続き[[石丸博也]]が担当している。劇場映画版やクリスマススペシャルの放送時、石丸の代役は開始当初より[[水谷優子]]が担当していたが、[[2016年]][[7月15日]]放送分(映画『[[それいけ!アンパンマン ミージャと魔法のランプ|ミージャと魔法のランプ]]』前編)以降は、水谷の死去に伴い[[佐藤朱]]が担当している<ref group="注">石丸、水谷、佐藤は本編にもゲストキャラクター役として出演経験がある。</ref>。2016年[[4月29日]]~[[6月17日]]放送分は、[[羽佐間道夫]]が石丸の代役を務めた。また、アニメ番組での音声多重放送は『[[ドテラマン]]』以来21年ぶりとなり(2か国語放送は除く)、解説放送を行うアニメは史上初となる。
 
オープニングでは石丸/佐藤がタイトルコールを行うほか、エンディングのスタッフロールでは彼らの名が[[クレジットタイトル|クレジット]]されないため、本編の終了直前に必ず挨拶を行う(これは同じく石丸が解説放送を担当する[[24時間テレビ 「愛は地球を救う」|24時間テレビスペシャルドラマ]]なども同様)。同じく解説放送が行われている『[[金曜ロードSHOW!]]』や『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』などのような主要キャストの紹介は行われない。
 
解説は、タイトルコールも含め、主な視聴者層である幼児に合わせた[[読み聞かせ]]のような軽快なナレーションとなっている。キャラクターの名前に敬称が設定されている場合は基本的にそれを付けて呼ぶ。Aパートの最後では「次、すぐだからね。待っててよ!(石丸)<!-- /(佐藤)-->」、Bパートの最後では「僕、石丸博也。次回も楽しみに待っててね!(石丸)<!-- /(佐藤)-->」と締めくくる(石丸は作中に登場したゲストキャラクターの口調を真似したり口癖を付け加えたりすることが多い)。
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; アニメパート
: 過去に放送された「それいけ!アンパンマン」のエピソードから毎回2 - 4本を抜粋して放送。そのため、エピソード内容における季節感を考慮した放送順の入れ替えなどは行われていない。過去にはクリスマスSPのエピソードも放送されていた。エンディングテーマはカットされているが、オープニング映像については放送当時のものがそのまま放送されており、制作会社の表記も差し替えられず、「東京ムービー新社」「キョクイチ東京ムービー」のまま表記される。
: [[2013年]]以降、ハイビジョン制作分のエピソードも再放送を開始した。標準画質制作分は今までと同様に[[ピラーボックス (映像技術)|サイドパネル]]が使われている。かつては画面の両端にこの番組のロゴ(右側に「それいけ!」、左側に「アンパンマンくらぶ」)を表示していた。また、[[1997年]]までに制作されたエピソードでは、[[ポケモンショック]]による放送基準の改正のため、修正が加えられている<ref group="注">画面が回転するシーン、アンパンチや衝突時の[[パカパカ|点滅する]]シーンなど。</ref>。
 
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* ばいきんまん(声 - 中尾隆聖)
; ナレーション
* [[前田玲奈]]<ref group="注">前田はアニメ本編でも、ユキダルマン役、クレヨンマン役などで出演している。</ref>
 
==== コーナー ====
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: 過去に放送された「それいけ!アンパンマン」のエピソードから毎回1本(2017年3月までは2本)を抜粋して放送する。オープニングアニメーションは10代目のものに差し替えられている点が「くらぶ」と異なる。2017年3月まではレギュラー声優5人の名前がクレジットされていた。
; アンパンマンとやってみよう!
: アンパンマンが各幼稚園を訪れ、苦手なことに挑戦する園児を応援する。
; たのしくやってみよう!
: 毎回、スタジオでゲスト講師が身近なものを使った楽しい遊びを教える。
; みんなでたいけんしよう!
: 子役達が色々なことを体験するコーナー。
; はたけにいこう!
: 子役達が農場を訪れ、様々な野菜について学ぶ。
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== 日本国外での展開 ==
日本国内に限らず、[[アメリカ]]、[[大韓民国|韓国]]([[文化放送 (韓国)|MBC]]→[[トゥーニバース]]→[[アニマックス]])、[[香港]]([[亜州電視|ATV]]→[[無綫電視|TVB]])、[[台湾]]([[カートゥーン ネットワーク]]→[[東森幼幼台]]→[[:zh:MOMO親子台|MOMO親子台]])、[[タイ王国|タイ]]、[[中東]](MBC(中東放送センター))などで放送されている。過去には[[ヨーロッパ]]でも[[Japan Satellite TV|JSTV]]を通じて放送されていた。
 
[[イラン]]では食文化の違いから、アンパンマンの顔は「[[黒豆]]入りパン」、しょくぱんまんの顔は「焼きたての[[ナン]]」という設定に差し替えられている。[[ラマダーン|ラマダン]](断食)の放送期間中は、アンパンマンなど食べ物のキャラクターの顔に[[モザイク処理|モザイクがかかる]]<ref>[http://wpb.shueisha.co.jp/2012/05/29/11686/ ラマダン中はアンパンマンにモザイク?イラン人の庶民の生活とは?|週プレNEWS]</ref>。
 
== その他の特記事項 ==
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** なお、この第1話は[[2008年]][[7月29日]]に放送された『[[スッキリ (テレビ番組)|スッキリ!!]]』の特集で公開された。この第1話でアンパンマンの声を担当したのは[[山田ふしぎ]]だった<ref>「声優100人に聞きました'95」『ザ・声優1995』メディアックス、1994年、p.110。</ref>。
* アンパンマンがばいきんまんを「アンパンチ」でやっつけるのが定番となっているが、第1話ではアンパンチではなく[[洗濯機]]を使ってやっつけるという展開だった<ref>『スッキリ!!』([[2010年]][[7月29日]]放送分)の「謎の男のコーナー」より。</ref>。アンパンチをはじめて用いたのは第2話B「アンパンマンとカレーパンマン」である。
* 他のアニメ作品に本作のキャラクターが出演([[コラボレーション]])したことはない。ただし、[[バラエティ番組]]に着ぐるみとして出演したことはある<ref group="注">『[[世界一受けたい授業|日テレ系人気番組が大集合!世界一受けたい授業]]』(『世界一受けたい授業』の[[特別番組|特番]])[[2009年]][[10月10日]]放送分に[[アンパンマン (キャラクター)|アンパンマン]]と[[ばいきんまん]]が、[[2010年]][[4月10日]]放送分にはその他に[[ドキンちゃん]]も出演)。なお、2009年4月と2010年4月の特番には『[[名探偵コナン (アニメ)|名探偵コナン]]』([[日本テレビネットワーク協議会|系列局]]の[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]制作)から[[江戸川コナン]]と[[毛利蘭]]が出演したことがある。</ref>。テレビ番組以外では、[[2008年]]から[[2009年]]にかけて日本テレビで放送された開局55周年記念キャンペーンコラボCMでアンパンマン、ばいきんまん、ドキンちゃん、バタコさん、カレーパンマン、しょくぱんまん、メロンパンナ、ホラーマンが『'''アンパンマンバンド'''』として出演したことがある<ref>[http://www.ntv.co.jp/anpanman/55/ それいけ!アンパンマン]</ref><ref>[http://www.ntv.co.jp/info/news/473.html プレスリリース@日テレ]</ref>。
* [[福岡県]][[福岡市]]で開催される『[[博多どんたく]]』の開催中に運行される[[花電車|花自動車]]の題材として、[[1989年]]・[[1997年]]・[[2008年]]の3回にわたり本作が採り上げられている(アニメ作品では最多)。なお、2008年には運行中に出火事故を起こした<ref>{{Cite web|url=http://www.asahi.com/national/update/0504/SEB200805040017.html|title=「アンパンマン」号から白煙……火事だ 博多どんたく|publisher=朝日新聞|date=2008-05-04|accessdate=2012-01-26|archiveurl=http://web.archive.org/web/20080505205908/http://www.asahi.com/national/update/0504/SEB200805040017.html|archivedate=2008年5月5日}}</ref>。なお、[[2014年]]は、花電車として、本作品を取り上げた。
<!-- * 上記作品(パイロット版)かどうか不明だが、NHK総合テレビ金曜19時台後半の枠を『[[アニメ三銃士]]』と競って敗れたという<ref>やなせたかしが取り上げられたNHK教育テレビ『[[知るを楽しむ|知るを楽しむ 人生の歩き方]]』2008年10月放送分より。</ref>。-->