「ストレージエリアネットワーク」の版間の差分

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== 特徴 ==
[[File:Compingles2.png|thumb|[[ダイレクトアタッチトストレージ|DAS]],NAS,SANの違い。赤枠が一つの物理的なPC(サーバー)と考えると良い。]]
SANの主目的は複数のストレージデバイスを1つにまとめてサーバー間でそれを共有する事である。最も単純なサーバとストレージの接続形態に[[ダイレクトアタッチトストレージ]](DAS)があるが、これはサーバーとストレージが1:1で接続される。ここでサーバー数や情報量が増加した場合、ストレージの数が増加し管理が複雑になる。そこで専用ネットワークでストレージを一つにまとめることで、仮想的にn:1の関係を実現するのがSANである<ref>[http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/lib-f/tech/beginner/san/ SAN(サン)とは]</ref>。これにより未使用のストレージ容量を抑える、管理台数減、優れた拡張性(スイッチに新たなデバイスを追加)、バックアップの運用最適化等のメリットが生まれる。特に[[バックアップ]]では高価な割に未使用時間が多い[[テープドライブ]]を利用する場合に顕著である<ref>[http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0609/21/news129.html SANのメリット]</ref>。
 
===提供形態===