「蟬しぐれ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
lk
→‎家族: 「28石2人扶持」のリンク切れ
34行目:
=== 家族 ===
; 牧助左衛門
: 文四郎の父。28石2人扶持<ref>NHK金曜時代劇「蝉しぐれ」の公式ホームページに、28石2人扶持が現代ではどれくらいの給料に相当するかが解説されている。http://www.nhk.or.jp/drama/archives/semishigure/html_bbs.html</ref>で、[[普請]]組に勤める。文四郎は服部家からの養子のため、血のつながりはないが、母よりも父に親しみを覚え、また尊敬している。
: 文四郎が15歳の時、嵐で五間川が氾濫しそうになって、外出中の助左衛門の代わりに駆けつけたことがある。遅れて到着した助左衛門は、金井村の田がつぶれるのを防ぐために、堤防の切開の場所を上流に変更するよう、指揮を執っていた相羽惣六に進言した。金井村の人々はそのときのことを感謝しており、後に助左衛門が反逆罪で捕らえられた時には、堤防切開工事に一緒に参加した青畑村の人々と共に、助命嘆願書を提出した。
: 横山派と稲垣派との政争では横山派に加わり、特に村々を回って村方に横山派を作り上げる働きをしていた。しかし、文四郎が16歳の年の夏、横山派が稲垣派に敗れ、一統12名と共に藩に対する反逆の罪で[[切腹]]させられる。切腹前日、面会を赦された文四郎に、父を恥じてはならぬ、そして母を頼むと言い残した。