「海賊とよばれた男」の版間の差分

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[[出光興産]]創業者の[[出光佐三]]をモデルとした主人公・国岡鐡造の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。
 
第10回[[本屋大賞]]受賞作品<ref>{{Cite news | title = 本屋大賞:百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」が受賞| newspaper = [[毎日新聞|MANTANWEB]]| date = 2013-04-09| url = http://mantan-web.jp/2013/04/09/20130409dog00m200043000c.html| accessdate = 2014-01-02}}</ref>。[[2016年]]12(平成28年)12月現在、上下巻累計で420万部突破のベストセラーとなっている<ref>{{Cite web|publisher=R25|url=https://r25.jp/off/00054304/|title=12月10日(土)監督・山崎 貴×主演・岡田准一 映画『海賊とよばれた男』公開|accessdate=2016-12-09}}</ref>。
 
[[2016年]](平成28年)[[12月10日]]に[[映画]]化作品が全国公開された。
 
== あらすじ ==
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== オーディオドラマ ==
2014年(平成26年)に[[ラジオドラマ|オーディオドラマ]]化され、同年1月1日より[[オーディオブック]]配信サービスの「[[FeBe]]」でオンライン配信がスタートした。ナレーションは[[ニッポン放送]]アナウンサーの[[上柳昌彦]]。また、同局開局60周年記念特番として、同じく上柳のナビゲーションでそのダイジェスト版が同年1月1日・1月2日の2夜連続で放送された<ref name=jpnews>{{Cite web| title = 『海賊とよばれた男』がオーディオドラマ化 元日から2夜連続でラジオ特番放送も| publisher = 新刊JPニュース| date = 2014-01-01| url = http://www.sinkan.jp/news/index_4216.html| accessdate = 2014-01-02}}</ref>。
 
=== キャスト(オーディオドラマ) ===
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== 漫画 ==
[[本そういち|須本壮一]]の作画で、『[[イブニング]]』([[講談社]])において2014年6(平成26年)6号から<ref>{{Cite web |url=http://natalie.mu/comic/news/110576 |title=「海賊とよばれた男」コミカライズ連載、イブニングで始動 |publisher=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]] |date=2014-02-25 |accessdate=2017-01-07}}</ref>2017年1(平成29年)1号まで連載された<ref name="natalie">{{Cite web |url=http://natalie.mu/comic/news/213038 |title=島耕作が憧れた唯一の男・中沢喜一の読切がイブニングに、山賊ダイアリー新章も |publisher=コミックナタリー|date=2016-12-13 |accessdate=2017-01-07}}</ref>。単行本は全10巻<ref name="natalie" />。
# 2014年6月23日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-354521-0
# 2014年9月22日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-354542-5
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|次作 =
}}
[[2016年]](平成28年)[[12月10日]]に公開された。監督は[[山崎貴]]、主演は[[岡田准一]]。映画化にあたり、2014年(平成26年)年間邦画興行収入ランキング第1位に輝いた『[[永遠の0]]』の製作チームが再集結した<ref name=music121886>{{cite news|url=http://music-book.jp/video/news/news/121886|title=『永遠の0』の感動再び! V6・岡田准一主演『海賊とよばれた男』本編映像初解禁|newspaper= music.jpニュース|date=2016-07-28|accessdate=2016-12-09}}</ref>。脚本・監督は『[[ALWAYS 三丁目の夕日]]』『[[STAND BY ME ドラえもん]]』『永遠の0』を手掛けた[[山崎貴]]、主人公・国岡鐵造役は『永遠の0』の主人公役で第38回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した[[岡田准一]]が務め<ref name=music121886/>、劇中で20代から90代までを演じた<ref>{{Cite web|publisher=ライブドアニュース|url=http://news.livedoor.com/article/detail/12389393/|title=岡田准一が映画「海賊とよばれた男」で見せた俳優根性「大声出して声を潰して」|accessdate=2016-12-09}}</ref>。
 
監督の山崎は本作を映画化しようと決めたきっかけについて、「終戦直後のあの時代、皆が下を向いていたときに、とんでもないことをしでかした男達が居たということへの驚きが原動力。その背景を探求したくなった。」と述べている<ref name=natalie165050>{{cite news|url=http://natalie.mu/eiga/news/165050|title=岡田准一×山崎貴×百田尚樹が再び集結、「海賊とよばれた男」実写化|newspaper= [[コミックナタリー|映画ナタリー]]|date=2015-11-06|2016-12-09}}</ref>。本作における[[VFX]]のカット数は、『ALWAYS 三丁目の夕日』の3倍に及んでいる<ref>{{Cite web|publisher=[[中日スポーツ]]|url=http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2016112602000195.html|title=山崎貴監督、難局越えるパワー 映画「海賊とよばれた男」12・10公開|accessdate=2016-12-09}}</ref>。
 
=== 公開までの経緯 ===
2015年11(平成27年)11月4日に、2016年(平成28年)冬に映画化されることが発表された<ref name=natalie165050/><ref>{{Cite web|publisher=[[日刊スポーツ]]|url=http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1561934.html|title=岡田准一が主演で「海賊とよばれた男」の映画化決定|accessdate=2016-12-09}}</ref>。11月28日には[[東宝スタジオ]]にて製作報告会見が行われ、追加キャストが発表された<ref>{{Cite news |url = http://natalie.mu/eiga/news/167450 |title = 岡田准一、染谷将太ら“山崎組アベンジャーズ”集結、「海賊とよばれた男」記者会見 |newspaper = |publisher = 映画ナタリー |date= 2015-11-28 |accessdate= 2016-12-09 }}</ref>。
 
2016年3(平成28年)3月10日にキャスト陣の劇中ビジュアルが公開され、公開日が12月10日となることが発表された<ref>{{Cite news |url = http://eiga.com/news/20160310/17/ |title = 岡田准一主演「海賊とよばれた男」劇中ビジュアル一挙公開! |newspaper = |publisher =[[映画.com]] |date= 2016-03-10 |accessdate= 2016-12-09 }}</ref>。7月28日に公式サイトにて特報映像が公開され<ref>{{Cite news |url = http://natalie.mu/eiga/news/196147 |title = 岡田准一×山崎貴「海賊とよばれた男」特報公開、染谷将太や綾瀬はるかの姿も |newspaper = |publisher = 映画ナタリー |date= 2016-07-28 |accessdate= 2016-12-09 }}</ref>、9月17日には公式サイトにて予告編映像が公開された<ref>{{Cite news |url = http://natalie.mu/eiga/news/202190 |title = 岡田准一が60代の“店主”に!山崎貴監督「海賊とよばれた男」予告編 |newspaper = |publisher = 映画ナタリー |date= 2016-09-17 |accessdate= 2016-12-09 }}</ref>。11月14日、[[東京国際フォーラム]]にて完成記念イベントと舞台挨拶が行われた。舞台挨拶へは主演の岡田や監督の山崎をはじめ、[[吉岡秀隆]]、[[染谷将太]]、[[鈴木亮平 (俳優)|鈴木亮平]]、[[野間口徹]]、[[ピエール瀧]]、[[綾瀬はるか]]、[[堤真一]]、[[國村隼]]、[[小林薫]]がレッドカーペットに登壇した<ref>{{Cite news |url = http://natalie.mu/eiga/news/209282 |title = 「海賊とよばれた男」60代姿の岡田准一、鈴木亮平へ「お年玉ちょうだい」 |newspaper = |publisher = 映画ナタリー |date= 2016-11-14 |accessdate= 2016-12-09 }}</ref>。
 
=== キャスト(映画) ===
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=== コラボレーション(映画) ===
映画版で国岡鐡造役を演じる岡田准一がイメージキャラクター「超ひらパー兄さん」を務める[[大阪府]][[枚方市]]の[[遊園地]]「[[ひらかたパーク]]」では、映画版の公開を記念した[[コラボレーション]]企画として、既存の[[フリーフォール]]を利用したアトラクション「国岡ライド」を2016年11(平成28年)11月12日から2017年1月15日までの期間限定で開設した。ポスターも映画版のパロディとなっており、国岡が超ひらパー兄さんに、「海賊とよばれた男」の部分が「結局やらされた男」にそれぞれ変えられている<ref>[https://web.archive.org/web/20161123055322/http://www.hirakatapark.co.jp/kaizoku/ 海賊とよばれた男 ひらかたパーク](インターネットアーカイブ2016年11月23日分キャッシュ)</ref><ref>[http://natalie.mu/eiga/news/207500 岡田准一「海賊とよばれた男」×ひらパーのコラボ企画実施、パロディポスターも] - 映画ナタリー</ref>。
 
=== 受賞 ===