「エポキシド」の版間の差分

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m mdcat, sty
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==合成==
多くの場合、過酸化物などによってオレフィンを酸化することで合成される。酸化剤として、実験室レベルでは[[mCPBA]]、[[オキソン]]、金属の[[オキソ錯体]]、[[過酸化水素]]などが利用される。
 
 
キラルなエポキシドは中間体として重要であるため、各種の不斉酸化反応が発表されている。[[バリー・シャープレス]]らによる[[シャープレス酸化]]が有名であるが、その弟子である[[エリック・ジェイコブセン]]も[[サレン錯体]]を用いる方法を発表している。また[[糖]]などから誘導したケトンを触媒とし、[[オキソン]]を用いて酸化する手法も近年進歩が著しい。
 
 
そのほかの方法として、[[カルボニル]]化合物に対して[[硫黄]][[イリド]]を作用させることでもエポキシドが得られる([[コーリー・チャイコフスキー反応]])。1,2-ジオールの脱水による方法もある。
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*[[エポキシ樹脂]]
 
[[Category:複素環式質 (総称)|えほしきと]]
[[Category:エーテル|えほきしと]]
 
[[de:Epoxide]]