「常用漢字」の版間の差分

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:* {{JIS2004フォント|朕}}(チン):「{{JIS2004フォント|朕}}」は天皇の旧一人称。現在は「{{JIS2004フォント|私}}」(わたくし)を用いているが、日本国憲法の[[上諭#日本国憲法における上諭|上諭]]で使われている。日常で用いることは極めてまれである。
; 尺貫法で用いられる常用漢字
:* {{JIS2004フォント|斤}}(キン):「{{JIS2004フォント|斤}}」は[[尺貫法]]で用いられる質量の単位であり、江戸時代は貨幣の単位にも用いられた。削除が検討され、[[人名用漢字]]に降格する予定だったが、慣習的に[[食パン]]を数える単位として用いられるため常用漢字に残された。熟語として斤量などがあるが、[[競馬]]において頻用されるほかはあまり用いられていない。
; 世論調査によって、あまり使用しないと回答された漢字
:* {{JIS2004フォント|逓}}(テイ):「{{JIS2004フォント|逓}}」は「一定の数だけ〜していく」という意味。熟語として{{JIS2004フォント|逓信}}、{{JIS2004フォント|逓増}}、{{JIS2004フォント|逓減}}があり、かつて日本では1946年まで[[逓信省]]という[[日本の行政機関|行政機関]]が存在した。世論調査によって、6割以上の人があまり使用しないと回答した漢字の一つである<ref name="h18chosa">[http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongotokei_hakusho_shuppan/yoronchousatokeichosa/kokugo_yoronchosa/h18/kekka.html 平成18年度「国語に関する世論調査」の結果について]によると「あまり使われていないと思う」と「全く使われていないと思う」の合計で「逓」は60.5%、「遵」は60.1%となる。このほかには[[戸籍謄本]]や[[謄写版]]などに用いる「{{JIS2004フォント|謄}}」「{{JIS2004フォント|弐}}」「{{JIS2004フォント|厘}}」も比較的高調査されたが、「あまり使われて値を記録しないと思う」と「全く使われていないと思う」の合計は約3割程度であ</ref>。
:* {{JIS2004フォント|遵}}(ジュン):「{{JIS2004フォント|逓}}」同様に、世論調査によって、6割以上の人があまり使用しないと回答した漢字の一つである<ref name="h18chosa" />。
 
== 脚注 ==