「バッテリーバックアップ」の版間の差分

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1990年代中ごろから、[[フラッシュメモリ]]([[EEPROM]])などの、データの保持に電源が不要な不揮発性メモリが小型化および低価格化したために、バッテリーバックアップに替わってこれらが徐々に記憶媒体の主流となっていった。過渡期の機種である[[NINTENDO64]]や[[ゲームボーイアドバンス]]のタイトルには、セーブ方式にバッテリーバックアップと不揮発性メモリが混在している<ref>『[[ファイアーエムブレム 封印の剣]]』『[[ファイアーエムブレム 烈火の剣]]』のように、同一タイトルでありながら初期出荷ロットではバッテリーバックアップで発売され、後の出荷ロットでEEPROMに変更されたタイトルも存在する。</ref>。
 
20082016年現在では、現行機種でロムカセットがゲーム用メディアとして使われる事は携帯型ゲーム機のみであり、読み出し専用の[[光ディスク]]に、前述の不揮発性メモリを用いた外部記憶装置や、本体内蔵の補助記憶装置(フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ)を組み合わせる方式が主流となった。
 
フラッシュメモリは、SRAMに比べて記録速度が遅いため、『[[不思議のダンジョン]]』シリーズをはじめとする[[ローグライクゲーム]]など、リアルタイムセーブを採用してきたゲームタイトルの中には仕様を変更している例もある。例えば、ゲーム開始時にペナルティを付加した状態でセーブを行なうことが挙げられる(途中でリセットするとペナルティが付加された状態のデータを読み出さなければならなくなる)。