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『'''ムービー43'''』(ムービーフォーティスリー、''Movie 43'')は、[[2013年の映画|2013年]]に[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ合衆国]]で公開された[[インデペンデンス]]系制作の[[コメディ映画|コメディ]]・[[アンソロジー映画]]。[[ファレリー兄弟|ピーター・ファレリー]]が共同監督と製作を担当し、{{仮リンク|ロッキー・ルッソ|en|Rocky Russo}}や{{仮リンク|ジェレミー・ソセンコ|en|Jeremy Sosenko}}らが脚本を担当した。
 
本作は14篇の異なる物語によって構成され、異なる監督がそれぞれのスケッチのメガホンをとっている。本作でメガホンをとった監督は、[[エリザベス・バンクス]]、{{仮リンク|スティーヴン・ブリル (脚本家)|label=スティーヴン・ブリル|en|Steven Brill (scriptwriter)}}、[[スティーヴ・カー]]、[[ラスティ・カンデッフ]]、[[ジェームズ・ダフィ]]、[[グリフィン・ダン]]、[[パトリック・フォーシュベリ]]、[[ジェームズ・ガン (映画製作者)|ジェームズ・ガン]]、[[ボブ・オデンカーク]]、[[ブレット・ラトナー]]、[[ウィル・グラハム]]、[[ジョナサン・ヴァン・タルケン]]である。本作には、[[ハル・ベリー]]、[[ジェラルド・バトラー]]、[[アンナ・ファリス]]、[[ヒュー・ジャックマン]]、[[ジョニー・ノックスヴィル]]、[[クリストファー・ミンツ=プラッセ]]、[[ショーン・ウィリアム・スコット]]、[[エマ・ストーン]], [[クリステン・ベル]]、[[ケイト・ウィンスレット]]などといった多数のスター俳優が出演している。
 
本作の脚本はほとんどのスタジオによってあからさまに拒絶されたため(最終的には[[レラティビティ・メディア]]が600万ドルで製作権を取得した)、完成までに丸10年の期間を要した。キャスティングもプロデューサーに対する挑戦とでも呼ぶべきもので、多数のスター俳優が出演していることから撮影には数年を要した。俳優の中には[[ジョージ・クルーニー]]のように出演を拒否した者もいたほか、[[リチャード・ギア]]のようにプロジェクトから立ち去ろうとした者もいた。
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*脚本:ウィル・カーラフ
 
[[ディック・グレイソン|ロビン]]([[ジャスティン・ロング]])が[[ゴッサム・シティ]]のお見合いパーティーに参加していたところ、乱入してきた[[バットマン]]([[ジェイソン・サダイキス]])から「爆弾がこの建物に仕掛けられているらしい」と告げられる。しかしバットマンは爆弾を探そうとはせず、ロビンが女性と会話しようとするのを邪魔するばかり。例えば、[[ロイス・レーン]]([[ユマ・サーマン]])が[[スーパーマン]]から[[ストーカー|ストーキング]]されていること(「昨夜も窓の外でスーパーマンが私のことを見ながらマスターベーションをしていたわ。射精の勢いで窓ガラスを割られたのよ!」)を知ると、バットマンはスーパーマンに電話をかけ、「ロビンがお前の女とデートしているぞ!」と告げ口する。また、ロビンと[[スーパーガール (スーパーマン)|スーパーガール]]([[クリステン・ベル]])が会話を始めようとした際には、机の下にもぐり込み、スーパーガールのスカートの中を覗き込んで陰毛の様子を実況する。
 
その頃、既婚者であるにもかかわらず同じお見合いパーティー会場にいた[[ペンギン (バットマン)|ペンギン]]([[ジョン・ホッジマン]])がスーパーガールを爆弾で爆発させようとしていた。ペンギンの悪行を目の当たりにしたロビンはスーパーガールを救い出し、スーパーガールは命の恩人であるロビンにお礼のキスをする。バットマンは「もっとディープなキスをしろ! 自分の舌を相手の口の中に入れて、相手の舌を自分の口の中に引き寄せろ!」とロビンを煽るが、実はこのスーパーガールは女性にあらず、[[リドラー]]([[ウィル・カーラフ]])の変装した姿であった。