「コシャリ」の版間の差分

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{{米料理}}
無出典の記載を除去、日本での提供店舗についてスリム化(個別の提供店の情報はない方が良いと思います、この先コシャリがメジャーになるとキリがなくなってしまうので)
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{{Infobox prepared food
[[画像:Abu_tariq_koshari.jpg|thumb|300px|right|[[カイロ]]の[[エジプト]]料理店で供されるコシャリ]]
| name = コシャリ
| image = [[Image:Egyptian food Koshary.jpg|250px]]
| caption = コシャリ
| country = エジプト
| region =
| creator =
| course = 主食
| type = 米料理
| served = 温かい
| main_ingredient = コメ、レンズマメ、マカロニ、トマトソース、植物油、タマネギ、クミン
| variations = ヒヨコマメ、ホットソース、ニンニク、酢、ショートスパゲティを用いたバージョンも存在する。
| serving_size = 300 g
| calories = 954
| protein = 33
| fat = 11
| carbohydrate = 181
|similar_dish=キチディ(インドのスパイス粥)
| other =
| complexity =3
}}
 
'''コシャリ'''({{lang-arz|كشرى}}, {{IPA-arz|ˈkoʃæɾi|}})とは、[[エジプト]]の料理の一つ。エジプトの「国民食」と評されている<ref name="staralliance"/><ref name="sankei"/>。
 
== 概要 ==
[[米]]、[[マカロニ]]や[[スパゲッティ]]などの[[パスタ]]、[[ヒヨコ豆]]、[[レンズ豆]]をミックスし、揚げた[[玉ねぎ]]と[[トマトソース]]をかけた料理で、カルと呼ばれる[[酢]]と、シャッタと呼ばれる辛味ソースをかけて食べる<ref name="staralliance">{{Cite web |date=2013-04-09 |url=https://www.staralliance.jp/pr/column/archives/1115 |title=【ソウルフード自慢!】エジプト国民のファーストフード!(エジプト航空) |publisher=スターアライアンス加盟航空会社リレーコラム |accessdate=2017-01-12}}</ref><ref name="sankei">{{Cite news |title=米料理に短く切ったパスタと具、トマトソース混ぜ合わせ…エジプトの国民食「コシャリ」の今昔 |newspaper=産経ニュース |date=2016-10-10 |author=大内清 |url=http://www.sankei.com/column/news/161010/clm1610100006-n1.html |accessdate=2017-01-12}}</ref><ref name="minpaku">{{Cite news |title=旅・いろいろ地球人(7)エジプトB級グルメ |newspaper=毎日新聞(夕刊) |date=2014-09-11 |author=末森薫(国立民族学博物館機関研究員) |url=http://www.minpaku.ac.jp/museum/showcase/media/tabiiroiro/chikyujin263 |accessdate=2017-01-12}}</ref>。コシャリは上記で挙げた食材を中心とはするが、[[材料]]や分量や加工時間を変更し味の差別化を図るものであり、現地では同じ味は無いとまで言われる<ref>{{Cite news|title=主食の王様「お米」!世界のご当地お米料理7選|newspaper=ハフィントンポスト|date=2014-09-03|author=渡部美佳|url=http://www.huffingtonpost.jp/triport/rice-cooking-recipe_b_5754096.html|accessdate=2018-01-01|agency=The Huffington Post Japan}}</ref>ほど、単純かつ奥深い料理である。
 
==歴史==
コシャリは[[インド]]および[[イタリア]]の料理に由来するといわれている。[[第一次世界大戦]]中にエジプトに派遣されていたインド兵から伝播した料理に、[[カイロ]]に駐留していたイタリア人がマカロニを加え、その料理が現在のコシャリへと進化させられたとされている<ref name="sankei"/>。これに対し、[[コプト教]]において、修道士が[[菜食主義|菜食]]期間に食べていたものが起源となっているとする説も存在する<ref name="minpaku"/>。
 
== 日本国内におけるコシャリ提供店での普及 ==
[[画像:Abu_tariq_koshari.jpg|thumb|[[カイロ]]の[[エジプト]]料理店で供されるコシャリ|左]]日本国内ではエジプト料理レストラン<ref>{{Cite news|title=「スフィンクス」が東京に鎮座! エジプト料理店主に日本愛を聞いてみた|newspaper=マイナビニュース|date=2017-12-12|author=のなかあき子|url=https://news.mynavi.jp/article/20171212-egypt/|accessdate=2018-01-01}}</ref>、コシャリ専門の路面店<ref>{{Cite web|url=http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/nekota/4271|title=味の暴力!? ヘルシー・ジャンクフード…!? エジプトの国民食「コシャリ」が日本でも錦糸町あたりからジワジワきてる|accessdate=2018-01-01|author=猫田しげる|date=2017-10-23|work=みんなのごはん|publisher=ぐるなび}}</ref><ref name=":0">{{Cite news|title=なぜ急増?ビジネス街ランチ難民の救世主「フードトラック」 —— 私たちはコンビニ飯に飽きている|newspaper=Business Insider Japan|date=2017-09-04|author=西山里緒|url=https://www.businessinsider.jp/post-103249|accessdate=2018-01-01}}</ref>、フードトラック<ref name=":0" />などで味わうことができる。
日本初のコシャリ専門店舗として、[[JR]][[錦糸町]]駅近くに[http://www.kushari-kohpea.com/ コシャリ専門 コシャリ屋コーピー]が存在する。同店は、[[東京都]][[墨田区]][[江東橋]]四丁目20番13号 山田ビル2階に本店を置いているが、[[秋葉原]]や[[御茶ノ水]]、[[大手町 (千代田区)|大手町]]といった[[オフィス街]]を中心に[[キッチンカー]]でも併せて[[営業]]をしている。
 
== 脚注 ==
2017年3月11日放送の[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]放送網の旅番組『[[ぶらり途中下車の旅|ぶらり途中下車の旅』]]では、元力士の[[舞の海秀平]]が来店し、同店のコシャリを絶賛。店舗スタッフとの会話の中で、現役の力士である[[大砂嵐金崇郎]]が来店したことも明かされている。他にも錦糸町本店には、[[ファッションモデル]]の[[内田理央]]、[[お笑い芸人]]の[[カミナリ (お笑いコンビ)|カミナリ]]、エジプト考古学者の[[河江肖剰]]、元[[サッカー日本代表]]の[[城彰二]]のサイン色紙等も飾られており、スポーツ選手を中心に、にわかに注目を集めているようである。
 
また、国内におけるコシャリの常時提供店として、キッチンカーの「[http://koshary-yasan.hungry.jp/ エジプトめし コシャリ屋さん]」、都内を中心に、[[秋津駅]]近くの[https://tabelog.com/tokyo/A1328/A132806/13176841/ エジプシャンレストラン&カフェ スフィンクス] 、[[六本木駅]]近くの[https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13117304/ ネフェルティティ東京 西麻布店]が確認されているが、最近では[http://cafemeal.muji.com/jp/ Cafe&Meal MUJI]など[[多国籍料理]]店においても提供が見られる。
 
== 脚注 ==
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