「花の詩女 ゴティックメード」の版間の差分

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; ベリン・アジェリ(ベリン・ラーン アジェリマグダル・ユニオV)
: [[声優|声]] - [[川村万梨阿]]
: このの主人公。16歳で詩女(うため)として「誕生」した少女。身長160cm。アジェリは本名ではなく、生まれ故郷の地名アジェリ地方に由来し、ベリンの生地の村人からベリン・アジェリと呼ばれている。詩女のしきたりに従い故郷で1年間の詩禊(うたみそぎ)と呼ばれる[[禊]]を済ませたのち、最初の任務、聖都『ハ・リ』への都行(みやこいき)を行うことになる。彼女を狙うテロの可能性があるとして、惑星連合評議会から要請を受けたドナウ帝国が派遣した皇子トリハロンが護衛として都行の旅を共にすることになる。礼儀正しく振る舞うが、ドナウ帝国次期皇帝に嘲り嫌味を言ったり、カーマインを見下すトリハロンに負けず劣らずの歪みを露骨に抱える。楚々とした乙女然としている分だけタチが悪く、文字通り慇懃無礼である。戦争・暴力・兵器を嫌っていたが、人殺しの道具と自身で評していたウォー・キャスターであるトリハロンが帯刀もせず豪雨の中を警護する姿に、自身の偏った考えを猛省し一定の理解を示すようになる。荒涼な都行の道すがら生まれ故郷の花の種子を撒いてきたことから後に『花の詩女』と謳われ後世に名を遺すことになる。トリハロンとの共通点である自らの存在が流血を招くとして、トリハロンと共にそれぞれの立場で流血を減らす努力をすることを彼に要請する。平和と惑星カーマインの地位向上に尽力した功績を讃え受け継ぐとして聖都『ハ・リ』も「ベリン」に改名される。
; ドナウ・ガァ・トリハロン("サイレン・ザ・グレート"フィルモアI)
: 声 - [[佐々木望]]
: 本作のヒーロー。超軍事大国『ドナウ帝国』の第三皇子。金髪碧眼で長身痩躯のいかにも王子様という外見。身長190cm。皇帝の子という意味ではなく皇位を継承する者として「皇子」と称される皇位継承者たる次期皇帝である。年齢は18歳くらい。生まれながらにして世界最高クラスの地位と才能を持ち合わせ、少々へそ曲がりではあるが皇帝よりも高い人望と信頼を集めている。ベリンに対するテロの計画があるとして惑星連合評議会からの要請により、皇帝旗艦シワルベを率い母国からベリンの護衛として派遣された。育ってきた環境も価値観もまるで違うベリンとは悉く反目し合う。当初、カーマインを見下し根拠も無く一方的に批判するベリンと反発し合うが、都行でベリンに触れることで心を通わせるようになる。シワルべなどの兵器を近付けないようにベリンから要請を受けて、雨中停泊のベリンのセイラーの警護として人知れず帯刀もせず一人雨の中<ref>雨粒は、作画監督の名倉靖博による7000枚の手書きで作成されている</ref>を佇むなど、その行動は誠意に富む。テロリストと戦火を交えた結果、テロの標的はベリンだけでなく、むしろ自分自身であったことを知ることとなる。都行の警護のお礼として、ベリンから自ら織り上げた惑星カーマインの別名『茜色の大地』にちなんだ茜色の織物を贈られた。流血を減らすというベリンとの約束を交わし、国民から期待されていた次期皇帝位を兄に譲り、その後17年をかけて周辺諸国をまとめあげて西の大国との巨大統合帝国『フィルモア帝国』の初代統合皇帝に即位する(NT2013年5月号より)。ベリンから贈られた布は皇帝が羽織る皇帝衣となった。
: 統合帝国を血統で統治することを厳に禁じ、それを統合帝国の礎とした。自身も生涯妻を娶らず子孫を残さなかった。
; ラブ(ザ・ライブ・オブ・セントリー / ゴッド・オブ・ファイブスターストーリーズ)
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: トリハロンが幼少の頃からトリハロンに仕えている副官。トリハロンの性格を知り尽くしており、トリハロンの下で参謀的な役割を担う。ボットバルト自身もドナウ帝国の構成国バルバロッサ王国の国王かつウォー・キャスターでもある。生涯、トリハロンだけに仕えた。
; ムンセン(ムンセン・ル・ゾラ)、ナナド(ナナド・フ・リエ)
: ムンセン(声 - [[幸田夏穂]] ナナド(声 - [[小林由美子]]
: 詩女の行幸に付き従い護衛する「護衛神官」と呼ばれる役目の神官。身長は180cmを超える。「ボルテッツ」を使うが、2人は通常のボルテッツのみならずウォー・キャスターをも上回る反応速度を持つ、最強の護衛、最強魔導師である。戦いを一方的に批判するベリンに、トリハロンはこの2人もまたウォー・キャストと同様の存在だと切り返した。
; ルドルフ・サヤステ