「ゴードン・バンシャフト」の版間の差分

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バンシャフトは若い頃に[[ミース・ファン・デル・ローエ]]や[[ル・コルビュジエ]]などから影響を受けた[[モダニズム|モダニスト]]であった。彼の最も著名な作品は、[[1951年]] - [[1952年]]にニューヨークに作られた[[超高層ビル]]、「'''[[リーバ・ハウス]]'''」である。石鹸などを扱う化学会社、リーバ・ブラザーズ社([[:en:Lever Brothers|Lever Brothers]]、[[ユニリーバ]]の米国子会社)の本社として建てられたこの箱型のビルは、ニューヨーク最初のガラス・[[カーテンウォール]]工法のビルでもあった。また、[[1953年]]に[[ニューハンプシャー州]][[ハノーバー (ニューハンプシャー州)|ハノーバー]]に建設された「マニュファクチャラーズ・ハノーバー・トラスト・ブランチ・バンク(Manufacturers Hanover Trust Branch Bank)は、東海岸に戦後初めて建設された透明な銀行ビルで、モダニズム建築の宝石と呼べるものである。
 
その他、SOMの建築家として、彼はニューヨークの[[ウォール街]]に建てられた[[チェース・マンハッタン銀行]]ビル([[1961年]]。リーバ・ハウス同様のガラスの直方体の超高層ビルで、[[イサム・ノグチ]]の中庭で知られる)、[[イェール大学]]のベイニッケ貴重書図書館([[1963年]]、Beinecke Rare Book Library)、[[テキサス州]][[オースティン (テキサス州)|オースティン]]のリンドン・B・ジョンソン記念図書館・博物館([[1971年]])、[[サウジアラビア]]・[[ジッダ]]の国立商業銀行ビル([[1981年]] - [[1983年]])および[[キング・アブドゥルアズィーズ国際空港]]の[[ハッジ]]・ターミナル([[1972年]]、巡礼者を捌くためのターミナルビル)などがある。
 
[[1950年代]]、彼は[[アメリカ合衆国国務省|アメリカ国務省]]の在外建物運営局に雇われ、[[ドイツ]]におけるアメリカ合衆国[[領事館]]のいくつかについて、建築デザインの共同制作を行った。