「係留施設」の版間の差分

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[[ファイル:Hirafuku kawabata05bs3200.jpg|thumb|220px|江戸時代の川舟の接岸施設([[平福]])]]
[[ファイル:Takamatsu-higashi port02s3200.jpg|thumb|220px|フェリー岸壁の接岸施設。画面中央の塔が旅客用の[[ボーディングブリッジ]]、右が車両用。[[高松港|高松東港]](高松市)]]
接岸施設はその形状によって、'''[[岸壁]]''''''物揚場''''''[[桟橋]]''''''[[浮桟橋]]'''などに分類される。岸壁・物揚場は、陸域部に沿った形状をしている。これに対し桟橋は、陸域部から水域へ突き出る橋梁状の構造物である。浮桟橋は、箱状の構造物を水に浮かべて錨で固定し、陸域部と連結したものである。これらはいずれも陸域の[[埠頭]]内に設けられる。
 
接岸施設に着岸した船舶は、[[錨]]を下ろし、ロープ・ワイヤを接岸施設の[[ボラード|係船柱]]と呼ばれる突起にくくりつけることによって停泊する。船舶と接岸施設が接触すると互いに損傷を生じるので、接岸施設にはゴムなどで作られた[[防舷材]]が取り付けられている。接岸施設は、'''バース'''という単位に区分されるのが通例である。1つのバースに1隻の船舶が接岸することが通常想定されている。1バースの延長は、短ければ数十メートル、長ければ300メートルに及ぶ。
 
=== 沖がかり施設 ===
沖がかり施設もまた、その形状によって、'''[[係船浮標]]''''''[[ドルフィン (係留施設)|ドルフィン]]'''に分類される。係船浮標は文字どおり係船するための浮標(ブイ)である。ドルフィンは係船杭とも呼ばれ、陸から離れた海底に杭などを打ち込んで作る係留施設であり、[[タンカー]]の係留などに使用されることが多い。沖がかり施設が設置されている海域は、通常、船舶が停泊するための[[泊地]]として指定されている。また沖がかり施設は、海のバース、すなわち[[シーバース]]と呼ばれることもある。
 
== 関連項目 ==